熱海へ行った一番の目的は、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが1936年に地下室を設計して建てられた旧日向邸を見学に行くことでした。この地下室は2006年7月に重要文化財になっております。
近代建築史の授業でも必ず習いますし、建築雑誌などでも見ていたのですが、2004年まで民間企業の保養所だったので未公開でした。日本においてブルーノ・タウトが設計した建築物はここだけです。2004年11月、熱海市の所有になり、2005年から一般公開が始まりましたが、申し込み制です。申し込みは3ヶ月前から1ヶ月前までで、ボランティアの方々が実際運営していますので、見学は土日休日のみです。また、昨年、雨漏りがひどく、修復工事をおこなったため、今年の3月まで入れませんでした。
今回、4月29日に家族4人で申し込みました。子供たちには退屈かなと思ったのですが、意外と反応が良く、家族で申し込んで正解でした。長男は、いままで、建築家なんて関心がなかったけど、見学を終えて建築家の偉大さが判ったなどと言っておりました。最初の30分、タウトに関するビデオを見たのが良かったのでしょう。タウトの生涯を第二次世界大戦前後の歴史とともに描いておりましたので、受験勉強で歴史を学んだ次男も、退屈せずに見れたようです。
内観は写真撮影禁止なので、かわりにチラシの写真をアップしました。
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Posted at 2009-05-02 02:10
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Posted at 2009-05-02 16:54
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