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- ゲーテアヌム(Goetheanum) by シュタイナー(Steiner)
昨日は、愛知陶磁資料館で第2回目のシンポジウムがあり、日帰りで行ってきました。そして、やっと高速料金土日1000円を使いました。しかし、やはり遠い。疲れました。
さて、ヨーロッパ建築紀行に戻って、写真はスイスのバーゼル郊外に、ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)が1925年から1928年の間に建設したゲーテアヌムです。ものすごく存在感があります。打ち放しコンクリートによる史上最初の最大規模の可塑的な建物です。いろいろなディテールにシュタイナーの合理的な考えが反映されています。時代的にも当てはまっていますが、ユーゲントシュティルの影響があるように感じました。特に、照明やドアの取手などのデザインはアールヌーヴォーというよりデコという感じです。
実は、この建物は2代目で、初代は1922年に火事で焼失してしまいました。この周りの建物も、似たような様式の建物が点在しています。中には講堂、図書館そして劇場などに分かれており、シュタイナーの思想を基本としたステンドグラスや絵画がいろいろな空間に配置されています。
私は勉強不足で読んでいませんが、日本ではシュタイナー教育が有名ですね。
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