追記:「芸術・ほころびぬ死」
Nov
21
ところで、先日アップした瀬戸内晴美の「芸術・ほろびぬ死」は、入院中には全部読めなかったので、借りて通勤途中で読んでいた。実は、この本は独立した3章に分かれている。そして、前回アップしたときは2章を読み終わった後であった。その後、3章を読んで金曜日に病院へ返却したのだが、この本は3章を読んでからアップしなければいけなかったと反省したので、追記としてまたアップした次第である。
3章は歌舞伎の役者と文楽の人形遣いの死について書いてある。そして、最後の「文楽の女たち」は瀬戸内晴美さんらしい鋭い視点で「文楽」を考察している。あまり、「文楽」を知らない私には、とても勉強になった。人形の表情というものは、もちろん人形遣いによってつくられるものであるが、見ている人の感情移入の大きさによって、まるで人形が生きているように見えるものなんだなと、あらためて感じました。
Posted at 2010-11-21 07:24
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Posted at 2010-11-23 02:25
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