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実は、うちの学生が、松濤美術館で私が話した講演会を聞き、卒論で釉下彩の研究をやりたいと言ってきた。ちなみに私の所属している学科は建築である。初めは冗談だと思っていたが、じっくり話を聞くと、かなり本気だったので、悩んだ末、釉下彩の磁器タイルの研究ということにすれば、建築(材料)の研究になるだろうと考え、還元焼成もできる電気窯を夏休み前に購入した。もちろん、私を含めてみな電気窯を使うのは初めて。とにかく、ネットや釉薬の本で調べて、土や釉薬、下絵の具になる材料を購入するように指導した。
初めは土と釉薬をいろいろ試してきれいに発色させることを目標にして始めた。写真左上の丸いのは、笠間の土に掛けた青磁釉である。右上の白い四角は、志野焼である。ちゃんとヒビが入っている。
そして、先月、とうとう有田の土を購入して釉下彩の実験に突入。結構きれいに発色している(写真下)。特に、左下の酸化クロムの緑がよく発色している。ちなみに、右上は酸化コバルトなので、青にならなければならないが、グレイ。左上は酸化銅なので、赤あるいはピンクを期待していたが、ちょっと紫に近いグレイかな。右下はニッケルだったかな。これはグレイらしい。まあ、初めてにしては、なかなかいい感じである。
現在、いろいろ調合を変えたり、焼成温度を変えたりして、頑張っている。最近は桜の描き方もうまくなってきて、なかなか期待できそう..
11月ですね。今年もあと2カ月。時の経つのはやいな..
さて、いよいよワヤン・トゥンジュク梅田一座、「天女スプラバ使者に立つ」11月1日から受付開始です。私は先ほどメールで申し込みました。定員45名ですので、あっという間に完売という、うわさです。
そのオークラ・ランターンの下で、愛知芸大の学生たちが能を舞っていました。結構、頻繁にやっているようです。
愛知県陶磁資料館のエントランスの照明です。古代の切子玉形を連ねたこの照明は、ホテル・オークラで使われているオークラ・ランターンと呼ばれているものです。実は、1978年に愛知陶磁資料館を設計した谷口吉郎氏はホテル・オークラも設計したようです。一見の価値ありですよ。
昨日、永谷園のお茶漬けを開けたら、限定期間で東海道五十三次シリーズを復刻してたようで、おまけが入っていた。なつかしいな..。学生時代、このシリーズで、浮世絵という日本の伝統的な工芸を勉強しました。是非、期間限定ではなく、また、復刻してもらいたいものです。
明治中期の有田焼、本幸平の窯元、山口平四郎作のなます皿である。周りは染付だが、見込みには緑、茶、紫の3色の釉下彩で花籠が描かれている。なんて書いているかわからないが、名前は來石道人と書いてあるようだ。結構、深い、しっかりとしたなます皿である。
やはり、ワヤンクリッの写真はこれをアップしなければ! 忘れてた..
久しぶりに、梅田さんのワヤンクリッを神楽坂セッションハウスで見た。演奏は一昨年の名古屋で見た「クンバカルナの戦死」と同じサンディア・ムルティでバテル形式行われた。
今日の見どころは、デレムのダンスでしょう。穴に落ちるし。全体的に、楽しいワヤンでした。
同じ演目を2012年2月2日(土)名古屋で、2月3日(日)浜松でやるようです。また、今年も12月に渋谷で、続きのワヤンクリッを上演するようですので、ご興味のある方は是非、足を運びましょう。
1年と4ヶ月ぶりに我が家のダイニングテーブルの上に戻ってきました。やっぱりいいな..
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