登山道は常に変動している

登山道は常に変動しています、国土地理院の地形図に記載されている登山道（点線）は変動していると思うべきです。
そこで重要なのは読図力です、A地点で平坦地に出ますが、地形図での道は稜線から外れて東面をトラバースし、急にダウンする道になっています、ところが実際のルートは
平坦地から下降し、同じくトラバースが始まりますが（地点B)、これが延々と続き、方位も地形図のトラバースとはことなります、C地点の様な急登はなく、急登はD地点で南向きとなります、地形図の急登は東向きであり、この後稜線に上がります。
このように、実際に歩るくと大きな違いがわかります。

怖いのは、道迷い時、この登山道の存在を信じて進み、完全に迷子になってしまうことです。

地形は大きく変化しませんが、道は変動しています、コンパス操作と読図能力はこのクラスの山に出かけるには必須です。

さらに、メジャーな山なら山行きのレポートをみて予備知識を得る事が重要です。
メジャーな山は標識が整備されてはいますが、登山者が多ければそれだけ、新ルート開拓も行われ、迷う踏跡も増える恐れがあります、コンパス＆地図は必携であることは言うまでもありません。

登山道は確かに変化します。白峰三山には都合三回登りましたが、微妙に縦走路は変化してます。気を付けないと危ない個所もありますね・・・。コンパスは持っていかないのが反省点かなぁ・・・。

メジャーな山は案内がしっかりしていますから、コンパス地図は不要と言えば不要に思う方が多いのは事実ですね、私の場合は田舎の名も無い山を徘徊するので、地図＆コンパスが無いと無理なんです。