夏のトレッキングに綿製品が不向きな理由

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登山用ウェアに綿製品、特に綿100%はご法度です。

綿製品は吸湿性が良いのですが、その水分を保持するのが仇で
冬場には風で気化熱を奪われ、身体が冷えてしまいます。

ならば夏場は良かろう!
と、思いがちですが、これはこれで問題があります。

それは綿製品の特徴である吸湿時の体積膨張です。
この体積膨張の特質を生かしたのが「バーバリコート」です。
その昔はトレンチコートと呼ばれ、雨で濡れると膨張して防水、防風効果を
出しています。

化学繊維の進化は、綿製品や天然素材を少なくも機能面ではしのいでいます。

本題です。
コットンは汗を多量に吸い込むと、体積膨張を起こし、目詰りをします。
つまり通気性が激減します。

これは夏の低山トレッキングには不向きです。
多量の発汗は気化熱を利用できる限界を越してしまい、通気性を悪く
します、このため夏のコットン着用は不向きなんです。

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KUMAさん御用達のアンダーシャツは、どのようなモノなのでしょうか、素材等を含めて興味がわきました。
Posted at 2012-09-01 21:26

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素材はポリエステル100%がほとんどです。
現在使っているのは
「finetrack」です、レイヤーの概念で多層の重ね着をします。
最も夏は二層ですが、汗を確実に外に出してくれます。
Posted at 2012-09-02 06:33

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ゴルフのポロシャツやジョギングのシャツも以前はすべて綿100%製品でしたが、最近はハイテク繊維が全盛ですね。

NikeのDri-Fitもそのひとつですが、綿60%にポリエステル35%とのことです。

吸収した汗を外側の層に速やかに移動させた上で蒸発させて着心地を良くしています。
Posted at 2012-09-02 15:17

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同じポリでも中国製の怪しげなシロモノは、通気性がとても悪く使えませんでした。
繊維製品は奥がふかいです。
Posted at 2012-09-03 06:18

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くまごろうもどこぞのイベントで貰ったランニングシャツがハイテク繊維なのに汗が肌に張り付いて不快に感じた経験があります。
Posted at 2012-09-04 00:42

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繊維素材はピンキリのようですね。
Posted at 2012-09-04 01:00

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