LAN-PRO

服役中の民主活動家の劉暁波氏に目を付けるというのが、今の世界を見ている知識人の素晴らしさですね。

中国は、世界的な状現況の中で、どの位置にいるのかさえ理解出来ていないように思えます。

中国国民は自分たちは世界の中心にいるとかなりマジで思っています。
元々は大国であったが、過去の「手違い」で、散々外国に蹂躙されてきたが、今は復権しようとしている・・・・・
筋金の入った中華思想、結構コワイです。

ノーベル財団の平和賞授与に対する理由説明は明快です。
国家間の直接的利害に関わらない機関の行動ですが、しかし、その影響力は絶大です。
それに国家レベルで過敏に反応した中国は逆に国際的に国家の未熟度を露呈したことに他ならない。

彼らは「中華思想」が根底にあるので、未熟なのは西欧諸国だと言いたそうです。
ある意味アルカイダなどよりよっぽど危険です。

こういう恫喝国家がすぐ隣にあることを日本は忘れてはならないと思います。

ノーベル賞に文句つける国がまともだと思うほうがおかしい・・・。

全くです、「良き隣人」などと決して思わないことです。

世界の人口の25％は中国系、でも言語も宗教も何一つメジャーになっていません。
中華料理はその手法だけで、各国のそれはオリジナルとはかけ離れています。

それにしても情けないのはわが国の総理大臣。『普遍的な価値である人権についてノーベル賞委員会が評価された、とそのように受け止めます。』とのたまわった。

フランスの外務大臣やオバマ大統領は早期釈放を中国政府に要求しているのに、日本政府はなぜそんなに中国に遠慮しているのでしょう。

受賞式への出席はおそらくかなわぬのでしょうが、それにしても我が国の政府は腰が引けていますね。

やっと円高対策で「強気」を見せ始めましたが、どうなんでしょう・・・・

10兆円くらい「金地金」を購入すると円安に振れるかもと、無責任な発想です。

数年前にも中国とのいさかいがありましたが、アメリカにいる中国人と日本人の間にも微妙な影響がありました。
今回も何があるかわからないから、中国系のレストランは行かない方が良いなんて噂も流れています。

海外でも微妙な問題が出ていますね。
古い時代の移民（華僑）の方々は、その時代の体制に不満で出国した場合が多いと聞いていますが、「中国人」と見做されるのは同じなのでお気の毒です・・・・