Jan
8,
2011
鳩吹山トレッキング(備忘録2)
※写真は大きくなります
大抵のガイドブックには鳩吹山・継鹿尾山がセットで掲載されています。
私の場合も、それぞれを単独で登るのではなく、縦走する形でのトレッキングが
殆どです。
登山口は実質(1)から(6)までで、(7)は県境のために管理上区切られています。
(1)犬山市の寂光院から登る道で、東海自然歩道です
名鉄犬山線の犬山遊園駅から30分
(2)名鉄広見線善師野駅から入るルートで大洞池を起点としています、駅から15分
トイレはある、駐車場は無いが池の周りに駐車可能。
(3)石原口と呼ばれ、駐車場その他が不便のためエスケープルートとして使われます最短時間で安全に下山できますが、公共交通機関は遠い
(4)真禅寺口、トレイ駐車場がありますが、名鉄広見線の駅は遠い
(5)大脇口、トイレと台数は少ないのですが駐車場があります、名鉄広見線可児川駅から20分
(6)かたくり口 トイレと駐車場は完備
かたくりの季節はおすすめですが、マムシ注意の看板がここだけにあり要注意
コースガイド
<1>
まったくの初心者なら大脇口(5)>鳩吹山頂上(C)>小天神(D)>大脇口(5)
がお薦め、スニーカーでほぼ問題なくOK、道迷いの心配もなく、道も広く、危険生物との遭遇が最も少ない、標識も完備しており、地図・コンパスの必要度は低い
手軽な割りに、展望は良く、天候次第で北アルプスの最高峰部分まで見える。
最も展望の良いのは三角点付近。
(C)(D)には立派なあずま屋があり、食事や休憩が可能、ただし火気厳禁、コンロも使えない。
少し慣れたら、西山休憩所まで足を延ばすと良い、ただし(C)<>(B)間アップダウンがあり、道の整備も不十分な部分があり、登山靴着用を強くすすめる。
水場は無し
<2>
犬山側からの初心者ルートとして、寂光院(1)から継鹿尾山(A)、東海自然歩道を通り、黒丸の善師野分岐から善師野駅に向かうルート、寂光院からの登りは登山靴着用をすすめる、継鹿尾山の展望は素晴らしく、尾張平野は一望出来る。
コース中水場は無い、寂光院北側の木曽川河畔の駐車場に停め、善師野駅から名鉄で犬山遊園駅に戻る方法がおすすめ。
善師野大洞池、起点での反対向きも良い。
ここも、道迷いの恐れは少ない、標識に十分注意すれば地図・コンパスの必要度は低い、継鹿尾山頂にはあずまやがあり、ここではコンロの使用が可能、大洞池にもベンチはある。
水場は無し
注意:
分岐点は黒丸部分のみ、他の分岐は整備されていない、不慣れな初心者は決して入らないこと。
<3>
縦走ルートの最初は
善師野(2)<>大脇口(5)です。
善師野から場合石原口(7)から直登があり、西山休憩所(B)までは1時間以上必要
です、アップダウンが間断なくあり、体力を消耗します。
このため最初は大脇口>善師野がおすすめですが、冬季は季節風がまともに
当たるので防寒対策が必須となります。
西山休憩所<>石原口間はエスケープルートはありません、水場もありません、夏場はしっかり水の用意が必要です。
<4>
<3>が十分こなせるようになったら、寂光院(1)<>大脇口(5)に挑戦して
みましょう、善師野分岐から継鹿尾山までの区間もアップダウンがあります、特に継鹿尾山手前では土留めの階段状の直登が大小何度も続きます、後半バテ気味での登りはかなり堪えます。
これも、冬場は寂光院スタート、それ以外は大脇口スタートがおすすめです。
<5>
バリエーションルートとして、大脇口から少し登り、小天神の案内のある標識の
所から左に入るパノラマコースがあります。
注意:
このルート案内の標識は現在ありません
直登後に岩場が現れます。
さほど困難なコースではありませんが、3点保持などの基本技術をマスターして
いないと危険です。
特に最後の鎖のある登りは岩がもろく風化しており、コース最後は鎖から右に少し
ずれた岩の割れ目にすべきで、鎖の下がっている岩の上はやや危険です。
※スニーカーは絶対不可、登山靴必須です。
<6>
もう一つのバリエーションルートして北回りコースがあります。
これは鳩吹山頂から西にすすみ途中から北に回るコースで、木曽川を
眼下に見る景観が期待でますが、冬場は季節風がモロにあたり、それなり
の準備が必要です。
北回り分岐直後に橋があり、谷川が流れていますが、飲用は不適となって
います。
このコース上のに西山にはスズメバチが営巣しており、十分な注意が必要
です。
<緊急時>
Docomo携帯なら、ほぼ全行程で通話可能
エスケープルートは
善師野(2)
石原(3)
真禅寺(4)
ただし、善師野以外は公共交通機関となる名鉄広見線の
駅は遠い、真禅寺からでも結局大脇口(5)を経由して
可児川駅となり、タクシーを呼んだ方が便利。
新太田タクシー西可児営業所
0574-65-6633
<重要な注意>
岩場の経験が無い方は、パノラマルートは要注意、岩場は
上りより下りが危険、初心者は単独での下りは厳禁。
ここではあえて紹介していないが、かたくり口より西には
氷場ルートと呼ばれるルートがあるが、ここも岩場で、
2010年11月、この付近で道迷いした遭難騒ぎがあった。
メインのコースは整備されているが、バリエーションルート
は危険が伴う、地図・コンパスは必携。
<道迷い>
絶対に下ってはならない、必ず登る事、コースに沢道はなく
ほとんど稜線上にあり、高度は低いので登れば位置確認は
簡単に出来る。
送電線が沢山あり、良いランドマークのように感じるが
かえって沢山あるので要注意。
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