税務調査を受ける時の注意点その3

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最近はどの会社も電算処理を行っているが、以下の点に注意すること。

財務管理は問題が少ないが、販売管理の電算処理にはいくつかの注意点がある。

販売管理のパッケージソフトには在庫管理が内包されているが、在庫管理をこれで行う場合、仕入れが連動していると仕入れ金額が在庫金額と連動することになる、無論調整は可能であるが、この部分をよく認識しておかないと決算書の在庫金額と電算処理上の金額との間に異算を生ずることになり、追求を受ける恐れがある。
販売管理は、請求書発行をはじめ、顧客管理を重点に使用していると社内意識を統一して置く必要がある。

在庫はExcelなどで実地棚卸(実棚)で管理するのが便利な場合が多い。
Excelで慌てて作成する場合には、ファイルの作成日付に注意が必要で、コピーを作成した場合は、その日付が「作成日」となる点を覚えておくとよい。

売上・仕入れをむやみに修正してはいけない。
最近の販売管理ソフトは過去のデータを自在に修正出来る場合が多い。
明らかなミスでの修正は請求や支払いに、該当データがあり、そのための修正であるから問題は無いが、税金逃れのために売上や仕入れの金額を触ると、仕入れは反面調査と借受消費税で、売上は消費税との整合がとれなくなり簡単に露見する。

消費税の導入は収入のアップが第一の目的であるが、消費税納入後に過去のデータを改ざんすると露見する要素として忘れてはならない。

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