LANケーブル屋内配線工事

壁面にある既存の情報コンセントに追加
寝室のクローゼット経由で通線
LANケーブルの屋内配線工事は素人にはかなりハードルが高いのです。
素人どころか、プロの電気工事・通信工事の方でも難易度が高く、経験が
無いと、高い確率で断られます。
通線は出来ても、その後のLANとの接続など、伝送に関する知識も必要
となるからです。

通線のみの難易度は木造平屋>木造多層階>マンションの順で高くなります。
このため、WiFiに頼る傾向がありますが、通信速度と安定性・セキュリティ
を求めるなら有線LANにまさるものはありません、更に有線ではPoEも
可能です。

マンションの難易度が高いのは天井内部に梁が存在し、此処を通過するのに
は苦労するからです。
特に最近のモノは断熱材が多用され、建造後の追加配線は困難を極めます。
通線の技術習得には建造物の構造の熟知に加え、ファイバースコープや
小型カメラを駆使して内部の状況を確実にチェックすることで可能となります。

今回の工事は自宅、それも以前、LAN工事の外注をお願いしている会社に
現場チェックをしてもらいましたが、無理と判断された部屋との通線です。

年末の模様替えでどうしても有線が必要でしたが、多忙故に後回し
でしたが昨日行いました。

浴室の点検口から通線箇所を見定め、ダウンライトの穴から特殊な道具を
使っての工事で、およそ2時間で完了、高いレベルの職人技が必要ですが
トレーニングを受ければ、可能となります。

面倒と決め込み諦めたら進歩はありません、人が出来ないことを可能と
するには研鑽と良き指導者が必要です。
#network #pc #poe

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LAN用中継ADPのPoE使用可否試験

終端抵抗
この状態で1.00Aを維持するには13.6Vが必要
PoEは今年には100W伝送クラスType4が出現しますが、従来のLANケーブルや
中継ADPなど本来は電力伝送を意識せずに製造された部材が沢山存在します。

この試験の為に治具を作成しました、LANケーブル内`の芯線にはType4で
それぞれ0.5Aが流れる事になり、2対使用で1A、50Vで50W、これが二組で
100Wの計算となります。

安全率200%を見て、1Aを全回路に流すため、終端抵抗10Ω、20wとしますが
長時間の耐久性アップのため、この抵抗のW数を更にアップする予定です。
現状の20Wでは、この段階で既に14W を消費しているため、かなりの温度
となり、長時間の運用には不安があります。
#PoE #network #pc

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DC48V照明実験開始

DC48VはPoEの出力電圧です、実際のPoEではここから必要な電圧に変換
しますが、照明の場合にはダイレクトの給電でも問題がありません。
写真はDC12V用のLED部品を4個直列に接続してDC48Vを印加しています。

つまり照明等の給電にはPoEの出力電圧を変換回路を経由せずに給電し、
制御回路のみを変換回路を経由した信号でコントロールすれば良いのです。
これにより変換回路の通過電流は激減し、コストも故障も激減します。

この制御回路を入れれば、NETWORK上で操作が可能な照明器具となるのです。
これからエージング試験を開始します。LEDのエージングで意外に重要なのは
放熱です、意図的に熱伝導率の悪い、塩化ビニールやアクリルのような素材
に発光体を貼り付けて試験します。
LEDはまだ進化中で、発熱はもっと抑えられると思いますが・・・・・
#network #pc #poe #split

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IEEE802.3btでのケーブル負荷試験

上側が試験機、下側が電源です。
電源部には電流が測定できる端子が設けてあります。
電圧は電源部中央にデジタル表示で、電流はmA単位
までテスターで読み取ります。
実際に通電した値、50.6Vで1.944A、力率100%なら98Wの
負荷となっています。
重要なのは、LANケーブルに流れる電流値で、これにより
発熱量が決まります、これを定格の2Aに維持して
通電させることが出来る機器です。
右の水平端子が電流計用、中央の2個の端子は出力用で
左のSWでそれぞれの出力をON/OFF出来ます。
電源ユニットはL型金具で木台から10mm以上空間を空け
放熱を考慮してあります。
DC48V電源と負荷試験器を組み合わせ、即時に試験が可能な機器と
しました。
負荷は白熱電球、W数を替えることで負荷調整します。
100W+40Wで、DC50V印加して2Aとなる事がわかりました。

IEEE802.3btは2018年初に公開されるPoEの最新規格で、LANケーブルで
約100Wの電力伝送が可能となります。この試験機は従来から使われている
規格のケーブルがそれに耐えるか否かの試験を行うためのものです。
試験は最低でも数時間は行う必要があり、そのための工夫が施されています。
#network #pc #poe

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USB Type-Cの注意(2)

こちらは20Vで充電中の状態
同じ充電器でも、スマホに使うと電圧は通常のUSB電圧と
なる。
前回の紹介でUSB Type-Cの充電器を間違えると立ち往生するとの投稿に
もう少し詳しく説明をして欲しいとの問い合わせがあったので説明します。

Type-Cには固定電圧(通常充電用の4.5V:従来と同じ)と、対象機器に
応じて充電電圧が可変するタイプがあります。
後者は体積も大きく、女性のげんこつ位の容積があります。

ただし、どちらもType-Cの出力端子形状は同じであるため、可変タイプが
必要な機器を携行した時、専用充電器を所持せず、借りればOKと思い込んで
いると、全く充電が出来ないという目にあいます。
#network #pc #poe

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IEEE802.3btでのLANケーブル負荷試験開始

機器の発売に先駆けて、IEEE802.3bt環境での電力負荷試験を開始。
DC50V 2Aでの連続負荷試験です。
結線はA/B配線の両方に電圧を印加し、それぞれ1Aの負荷電流、
負荷としての電球は強制空冷で電球の放熱を助けています。

現在は短い長さですが、今後は長尺物の試験を行い、電圧降下などの
データ収集を行います。
#network #pc #poe

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機器試験器材

通信関連機器等は環境変化で稼働状態に変化が出るものがあります。
一番の大敵は高温で、オーバーヒートは問題です。

ところが実際の試験では、この環境を設定するのは結構難しいのです。
そこで、VEGAでは写真のような扇風機や温風機で、温度環境を作り出して
試験を行っています。恒温槽があれば良いのですが、費用や場所の問題で
これで代用しております。
#network #pc #poe

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先ず隗より始めよ(スケジュール手帳を捨てなさい)

私はGoogleカレンダーにすべてのAPLにを同期させて一元管理しています、転記は一切なし、手持ちのすべてのデバイスで過去も未来も検索可能です。
IT関連を生業としており、当然スケジュール等はすべて電子化し、社内は共有し
て効率運営をしております。
ところが、同業でもいまだにスケジュールを手帳で管理している方がいるのに
驚きます。
仕事の伝達がEmailが中心となり、過密度が増しているのに、なぜ手書きが
捨てられないのでしょう。
昔からやっている、とか、これが私には一番、ひいては安全性が云々に至っては
空いた口がふさがりません。
要はやる気がない、面倒であるからの言い訳に過ぎません。

手書きでは追従出来ない時代になっていることを強く意識すべきです。
今が切り替の良いチャンスですよ。
#network #pc #poe

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姿を現してきた802.3bt

無負荷は「不可」
PoEの最新規格である802.3btが製品として姿を現してきました。
電力として100Wが供給可能となっています。

これはPoEとしての供給する電圧が50Vとして場合(実際は48-52V)、2Aの電流が
必要となります。

更にPDの従来製品との互換を考慮すると、当然PSEはA/Bの両方式の合体で
あることは容易に想像出来ます。
つまり、A/Bそれぞれで50Wを供給する事になりますが、それでも802.3atの2倍
の電力供給となります。

こうなると電力供給をするLANケーブルの放熱や電圧降下を真剣に検討しなければ
なりません。
特に従来のPoEテスターは無負荷での電圧測定のみであるため、正確な測定が
出来なくなり、その対応をせねばなりません。

VEGAでこの問題に以前から注目し、その対応を行っています。
#network #pc #poe

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サポートの新しい試み

最近のサポート依頼は電話からだんだんメールに移行する傾向があり、
それに伴った変化が要求されている。

今回の試みは、動作説明、正常時と異常時の状態を動画で説明するもので、
短時間で完結する様に作られている。

ITの周辺機器、特に通信系は基礎知識がないと思わぬ部分で躓くケース
が多い。動画がそれらを完結に説明し、接続間違いなどの点検を促す仕組み。

PDFでも良さそうに思えるがやはり「動く」と短時間に説明が可能となる。

このファイルを添付でお返しする形でのサポートとなる・・・・・
#network #pc #poe

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