大井町永楽
Jun
26
戦後の混乱期を脱し、食糧事情もある程度改善していた当時、このラーメンは絶品だった。炒めたといういうより焦がしたネギと黒いスープが特徴のラーメンは当時支那そばと呼ばれ、父は『そば2つ』、と注文していた。それ以来機会があるごとに大井のラーメンとしてくまごろうの好みの店となり、訪れた回数は数知れない。やがて子供達も連れてゆくようになり、親子3代でひいきの店となった。1978年にアメリカに移住してからも帰国すれば永楽を訪れた。
今年3月に日本を訪れた際、東京の大学に通っている孫息子を連れて永楽でラーメンを楽しんだ。この店は経営者が何回か替っているようだが、ラーメンは最初に訪れた時と変らない。孫も気に入りこれで親子4代にわたるひいきの店となった。
ラーメンは650円、シアトルでは最近ラーメン屋がたくさんオープンしているが、どこも$10以上、店によっては$15もするので、おいしい大井のラーメンはお値打ちに感じる。
Posted at 2018-06-27 10:38
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Posted at 2018-06-27 17:59
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