治療の基本は治療の基本は、適正エネルギー量を守ること
=食べすぎはNG
■中性脂肪
脂質の一種。体脂肪に多く含まれる。
エネルギー源となり、欠かせないが、増えすぎるとダメ。
▶基準値
空腹時30-149mg/dl
低すぎるのもよくない。
▶役割
生命維持活動に必要なエネルギー源となる。
寒さから守り体温を維持。
外部からの衝撃を和らげて臓器を守る。
臓器が動かないよう一定の位置に保つ。
▶弊害
脂質異常症(血中脂質の量の異常)→余分な資質が血管の内壁に沈着・血管狭窄→動脈硬化の要因。
肥満、メタボ、動脈硬化、異所性脂肪(本来脂肪がないところにたまり、臓器の機能低下)、膵炎
▶検出
自覚症状がない→血液検査で発見し早い段階で処置をするのが重要。
▶要因
食事と関係が深い。
脂っこいものを控えても、糖質やたんぱく質を取りすぎると余ったエネルギーが中性脂肪になる!
▶対策
食事→栄養バランス、適正な摂取量を。食べすぎはダメ。
運動→習慣化する。有酸素運動、こまめに歩く、座ったままを避ける
ストレスコントロール
▶NG食品
でんぷん質(じゃがいも、パスタなど)
でんぷん質の野菜(エンドウ豆、トウモロコシ)
でんぷん質の甘いもの
菓子パン
甘い飲み物
アルコール(実は糖分が多すぎる)
高脂肪の肉、焼き食肉、加工肉
鶏卵
ココナッツ
はちみつ、メールプルシロップ(精製砂糖より健康的だかリスクある)
トランス脂肪酸
牛肉羊肉、一部の乳製品、マーガリン、バター、ショートニング、植物性サラダ油
これを利用したもの→揚げ物、下肢、菓子パン
糖度の高い果物も注意(スムージーは果糖が吸収されやすい)。イチゴ、グレープフルーツ
小魚、チーズ(コレステロールが多い)
乳製品(チーズ、ヨーグルトも!)
▶推奨食品
不飽和脂肪酸…青魚(サンマ、イワシ)。DHA、EPAが多い→血液中の中性脂肪を低下させる作用あり。
一日1食は魚!!
マグロ、さば、さんま、きんき、ぶり、たちうお、めざし、カタクチイワシ、うなぎ。
揚げるより焼く。
低脂肪乳製品
未精製穀類(玄米、麦ごはん、ライ麦パン)
野菜、海藻、大豆、ナッツ
豆腐、納豆
朝食…アブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、白菜、小松菜、春菊)、にんじん→脂肪の吸収を抑える。
夕食…遅い場合は1回分を2回に分けて文飾。
オメガ3系油…亜麻仁油、オリーブオイル。→取りすぎはNG
食塩は一日6g未満(手の中央のくぼみに軽くのるぐらい)
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