おはようございます。
来年度から介護報酬改定が行われ、その際に科学的介護が強く打ち出されています。
介護も医療と同じようにエビデンスが求められていることですね。
ですが何をもって科学的とするのか、エビデンスとするのかは課題が残っている気がします。
ケアにも根拠が求められると論理的思考に慣れていない現場は混乱するでしょう。
私は現場に大切にして欲しいことは
自分の直感や主観的情報を大切にして欲しいです。
なぜか?
先月でしょうか、ケアカンファレンスに参加した時に現場から、普段の様子から気になることや傾向を確認したところ、色々情報が出てきました。
実はそれは生きた情報です。
ですが大抵の人はその情報を根拠を持って説明できないからと流してしまいます。
たしかに根拠はありません。
ですが主観的情報で今は根拠がなくても客観的情報にする方法はあります。
それは他のスタッフにも聞いてみることです。
多角的に情報を集めます。
同じ感覚や情報を持っている人が多ければそれは一つの客観的情報として扱えます。
これは立派な科学的介護であると私は考えます。
だから現場の人に大切にして欲しいことは日々のケアから集めた主観的情報を信じてほしい。
そしてそのままにせず客観的情報にすることです。
主観的情報のままにとどめておくことはあまりにももったいないです。
介護の世界では専門職でもいまだに食事、排泄、入浴など身の回りのことを
支援することが介護だと思っている人が多いです。
ですが介護には正解はなく、これをやっていればよいというわけではないんですね。
私は介護の本質は「人」をみる仕事だと思っています。
そのために必要な事は、人に対する当たり前の姿勢、そして観察力と洞察力を用いて
その人を知ることが重要になります。
これをやらずに介護者は目先のテクニックや知識だけを身に付けようとします。
本当に大事なことはテクニックや知識はケアを行う上での引き出しの一つに過ぎないことを理解して身に付けることが大事です。
それは要介護度、認知機能、身体機能、性格傾向、既往歴等から
その人に合ったケアをテーラーメイドで組み合わせることが
介護のプロフェッショナルとして求められるからです。
おそらく研修やセミナーでさまざまな技法を学んでも
上手く活かせない人はいわゆるテクニックや知識といった
表面上のスキルアップしかしていない人ですね。
人一人にたいして一概にこれをやっておけばよいという正解はありませんが、
数式のように解き方。
つまり成解をいくつも用意しておくことが大事です。
そうすればこの方のこの症状にはこの数式が合うかもしれないといった
処方箋が処方できるようになります。
そうやって少しずつ本人の症状に合わせた調合ができるようになったり、
本人の相談に合わせて適切なサービスが提供できるような
コンシェルジュのような存在になれるのではないでしょうか。
そんなことできるわけないと思う方も多いです。
でもできないと思えばできませんし、なりたいと思えば近づくことができ、
いつしかそんな存在になれると私は思っております。
おはようございます。
先日看取り介護をさせていただいていた方がご逝去されました。
看取り介護とは医師が一般的に認められる医療的判断のもと、死が遠くなく、終末期と判断した時になります。
もちろんご家族が治療を希望すれば病院に入院して治療を行います。
施設で行なっている看取り介護は特別なことではなくて、これまで本人が大切にしてきたことを念頭に心身共に負担なく生活が継続できるようになっています。
そしてコロナ禍の状況ではありますが、ご家族に面会してもらって家族としての時間を一緒に過ごしてもらっています。
最後のお見送りは施設の正面玄関から職員一同でお見送りをさせていただいています。
大切な家族を預けて下さり、終の住処として施設を選んでくださったことに感謝し、そして100年近い人生を歩まれた尊敬の念を持ってお見送りしています。
よく部下がリスクばかり考えて動けない、あるいは動かないことはありませんか?
私の事業所の中でもスタッフがどうすれば良いか分からず右往左往していることがあります。
一番多いのがケアの悩みで次がご家族対応ですね。
なぜ右往左往してしまうのか?
それは正解か不正解がわからない。
だからもし間違っていたら責任を負わされるのが嫌だ。
このような思考がぐるぐる頭の中で回ってしまっているんです。
このような場合、過去の失敗で自分のせいにされた記憶が元になっているので、なかなか強力な潜在意識としてこびりついています。
ですがこれが必ずしも事実かというとそうではなく、多くのことがスタッフに責任がが及ぶことはありません。
だからこそリーダーは」部下を勇気づける」力を身につけて欲しいと思います。
アドラー心理学のような勇気づけるとか高尚なことではなく。
単純に「責任は私が取る」
この言葉を投げかけるだけで部下は楽になります。
仕事の実行責任は部下
結果責任は上司
責任を取れる上司がいれば部下は安心して働けます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えています。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる
資格
認知症介護指導者
介護支援専門員
GCSプロフェッショナルコーチ
原田メソッド認定講師
ブランドマネジャー1級
こんにちは。
花粉が飛んでいますがこの時期は辛い人も多いですよね。
私はというと数年前までは花粉症がひどく薬も飲んでいましたが、ここ数年症状が緩和されています。
今ではくしゃみがたまに出るぐらいで諸症状がほとんど出現しなくなりました。
高齢になると症状がやわらぐ人も多いので、一つ考えられるとしたら老化現象かなと思いました。
あーこの年でもう老化現象が始まるとちょっとショックを受けています。
タイトルと違う話しをだらだらしてしまいましたが、本日とあるYouTubeチャンネルの対談動画を撮りました。
公開は3月1日だそうなので楽しみです!
こんにちは。
先日の介護福祉士会のリーダー研修が終わって一息つきたいところですが、
今は来週に迫ったコーチングの基調講演のスライドと話す内容をまとめています。
本当は昨年行う予定でしたが、コロナの影響で中止となりました。
今年はオンラインでの開催となりました。
私の講演は3時間から1時間に短縮してしまったのでポイントをギュッと絞って、大切なことを伝えられるよう意識したいですね。
私の目標はコーチングを学ぶ介護士が増えることです。
それがひいては認知症ケアの質を高め、利用者の方の生活の質が高まると確信しているからです。
今回がその一歩になれば嬉しいです!
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現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えています。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる
本日は群馬県の認知症介護指導者の会議でした。
県の介護人材育成確保対策室の方々と次年度の研修事業について意見交換を行いました。
コロナ禍の中で専門職の質の向上をどのように行うべきか。
対面講座だけでなくオンラインも含めた研修を検討することが求められています。
私たち講師は、受講生に成長のための変化を求めます。
だからこそ今この時期に私たち講師をする側も変化を求められているのかなと感じます。
オンラインにも対応できるだけでなく、リアルとは違う伝わる量をどのように補うのか。
日々成長していく必要があるなと感じました。
後2ヶ月ですぐに次年度になるので、ブラッシュアップして望みたいと思います。
おはようございます。
今日は節分ですね。
2月2日の節分はなんでも124年ぶりだとか。
凄いですね!
そんな年にこの時代に生きていられたのはラッキーと考えましょう!
施設では恒例の豆まきが行われます。
年の分の豆を食べるのがならわしですが、100歳を超える人もいるのでそれは難しいですね。汗
ともあれコロナの影響で楽しみが少なくなっているので、少しでも利用者の方に楽しんでいただけると幸いです。
会社に属すると色々なルールや縛りがあって窮屈に感じることがあります。
私自身そのように感じることもあります。
特に私のところはISOが導入されているので余計に感じます。
そしてルールや縛りがあること「もっと自由がいい」という言葉が上がり始めます。
確かに自由な方が自分の思ったことがあって良いのですが私はそれは凄いことだと思うんです。
だって自由とは自分の言動、行動にすべてを責任持つということだからです。
さらに言えば自分で物事を想像し、形にすることまで責任を持つことだからです。
自由には責任がつきます。
私はルールや自由は両方必要だと思っていて、組織の決めたルールの中で個々が自由に考え、行動できることをしていくのが大切です。
ルールがない組織は崩壊を招きます。それは細かいルールでなくてメンバーが同じ方向を向けるようにするのもリーダーや管理者の役割ではないでしょうか。
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現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えています。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる
仕事は「しなければならないこと」いわば義務のようなものです。
もちろん対価として給料をもらっているので当たり前です。
そして人の心理は
無駄なことはやりたくない
決まっていること以外はしたくないと思い、こぞって避けます。
そしてその仕事を任されても仕方なく取り組んでいる人が多いのではないでしょうか。
それでは成長することはできません。
私は難しい仕事や面倒な仕事を任された時に考えていることがあります。
・これができるようになったらどんな能
力が高まるか。
・成功した時は何ができるようになって
いるか。
・自分の将来にどのような場面で役立つ
か?
このように手に入る能力やポジティブな側面を見るようにします。
そして一番効果を感じるのは自分の目標や将来にフォーカスして考えると行動力が高まります。
「しなければならない」をどのように捉え直すかが成長する人のマインドになります。
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