お月さまを久しく望んでいないうちに
輝き始めたお月さまは、十日月になりました。
台風14号の影響で、風が強くなってきました。
薄雲が広がり始めています。
【月】
1998.1.1
主人公東野秀行の身勝手さが目立つ作品でした。
篠田さんの作品には、男性の身勝手さが頻繁に描かれている気がします。
◇内容◇
精神に重度の障害を持ちながら、ある特定分野でのみ驚異的な能力を発揮するサヴァン症候群。
この症例をもつ浅羽由希とチェロの先生東野秀行がたどる物語。
読後感の悪い作品でした。
【本】
抜け道に入る一角で
白い花が密集しています。
真っすぐに咲いているのではなく、なぎ倒されたように咲いています。
この花は何?
検索すると花縮砂(ハナシャクシャ)・ジンジャーリリーでした。
【白】
この庭で
大弁慶草が咲いています。
昨年は、虫害で花が咲きませんでした。
今年は、小さめですが、花が咲いています。
吸密しているわけではないのでしょうが、藪蚊が停まっています。
【紅】
線路脇で
葛の花が咲いています。
葛は、繁茂していても葉のみのところが多いのですが、
ここでは、花がちらほら見られます。
【紫】
2010.11.30
コロナ禍で、旅行に行けない日々が続きますが、
新潟→四国から、ギリシャへと飛びました。
◇内容◇
商社現地社員の美貴は、ギリシャで口にした蜂蜜にビジネスチャンスを見出し、
通訳の綾子や偶然知り合った壁画修復士の吉園とともに産地の村を目指す。
だが途中、廃院となった修道院に迷い込んでしまう。
独居室の壁に描かれた大天使ミカエルの絵。無人の聖堂に響く祈りの声。
逃げるように街に戻った後も次々と奇妙な事件が。
綾子の異様なふるまい、相次ぐ村人の死、積み重なる家畜の死骸…。
かつて、あの修道院で何が起こったのか。
コロナウイルスではないけれど、病原菌が世界をかけるおはなし。
こうして、病気は世界へと蔓延していくのだなと感じました。
廃院のシーンでは、ゾクゾクとした恐怖を感じました。
【本】
公園で
芙蓉が咲いています。
ここの芙蓉は、見上げるほどの大樹で、花に手が届きません。
地面には、散った花が見られます。
散ってもなお瑞々しい美しさを誇っています。
【紅】
2015.11.15
主人公の人生は、一体何だったのか・・・?
◇内容◇
四国遍路を終えた帰路、フェリーから冬の海に消えた父。
出世を目指し、企業戦士として、家庭人として恵まれた人生、のはずだったが…。
死の間際、父の胸に去来したのは、二十年間、愛し続けた同窓の女性のことか、それとも?
足跡を辿った次女が見た冬の光とは―
本文より
森で暮らす日々が終わると最後は、遊行期に入る。
この世での役割は終えたので、自分は妻や子供に別れを告げて旅に出た、と、実に幸せそうに語っていた。ようやく人生のすべての義務から解放されて自由の身になり心ゆくまで修行することが許された。こんな日が来るのを夢見て、現世の辛い生活に耐えたんだ、と
↑
ネパールで会った遊行の旅を続けるおじいさんの談
60を少し過ぎた主人公は、遊行期に入るには未だ若すぎると思うのだけれど。
身勝手さが光る作品でした。
【本】
山際や歩道際などで
白さに目を惹く花が咲いています。
仙人草です。
散歩道の街路樹下の植え込みで
仙人草が咲き始めました。
小さな白い花が密集して咲いている様子に心惹かれます。
【白】
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