久しぶりのお抹茶。
御菓子は【栗】
秋の御菓子は、栗を使うことが多いですね。
お気に入りの作家さんのお気に入りの器が増えました。
湯呑と角皿。
毎回、たっぷりの煎茶を飲むので、湯呑は大きくなくてはいけません。
この柄の大きめの湯呑が欲しかったのです。
そこそこお気に入りの湯呑に出合いました。
角皿は、予定になかったけれど、
再びこのお皿に出合わなかったら、後悔すると思って、手に取りました。
この作家さんの器は、これで五点になりました。
本当は、陶器よりも磁器が好きなのです。
陶器は、土のざらつき感がある気がして・・・
それでも、飲むうちに慣れてくるので不思議です。
この蕾は、何?
よく見ると、傍らに檸檬の実が付いていました。
檸檬の蕾。
檸檬の花は、白いのでは?
調べると、蕾の時は紅色なのですね。
檸檬といえば、従弟の長女は、れもんちゃん。
漢字は違いますが。
『海うそ』梨木香歩・著
岩波書店 (2014/4/10)
---ただただ無心に漏れ来る光の林よ---
色即是空 空即是色
久しぶりにこころに響いた本です。
梨木さんらしい本でした。
最近、本は買わないことにして、図書館で借りることにしています。
物を増やさない生活・・・と言いつつも、確実に物は増えていますが。
7月27日に図書館に予約して、昨日、ようやく手元に届きました。
新刊は、長~~~く待たなければ、読むことができない
文化の香らない市に住んでいます。
【内容】
昭和の初め、人文地理学の研究者・秋野は南九州の離島へ赴く。
かつて修験道の霊山があったその島は、豊かで変化に富んだ自然の中に、
無残にかき消された人びとの祈りの跡を抱いて、秋野を惹きつけた。
地図に残された「海うそ」という言葉に導かれ、
彼は島をひたすら歩き、調査に打ち込む――。
平家の落人伝説も絡んで・・・。
50年後、秋野は不思議な縁で、再び島を訪れる。
愛する人びとの死、アジア・太平洋戦争の破局、
経済大国化の下で進む強引な開発……。
いくつもの喪失を超えて、秋野が辿り着いた真実とは・・・。
この本は、手元に置いてよい本でした。
それにしても・・・
残して伝えたいと思うことが伝わらずに風化して行く。
それが歴史の闇なのでしょう。
日常の小さなことでもそれはよく感じることです。
そのことが悲しいと思っていましたが、
この本を読むと、風化も然り・・・と思えてきました。
山場に咲く現の証拠を見つけました。
以前、見かけたのは、数年前。
彼岸花の棚田を見に行ったときでした。
静かな場所にひっそりと咲く様がお似合いです。
花びらの散り具合も絵になる可愛さです。
昨日のランチドライブの時に石釜パンと一緒に出店していた
手作り和菓子屋さんの栗のせ黒蜜入り蕨餅です。
栗が琥珀色。
黒蜜入りの蕨餅の半透明な色合いに映えています。
甘さが極々控えめの優しいお味です。
自然と共存する!!
その想いが伝わってくる優しいお味です。
公園の地面が草茫茫の景です。
今年の夏休みは、雨ばかり降って、子どもたちが遊ばなかったので、
草が生えています。
今までこんなことはなかったのに・・・
雨の多かった夏をこの景から振り返ります。
この草を抜いて染めると、多分、刈安系の色に染まりそうです。
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