#アフリカでコーチング (Vol. 91)
Sep
15
今日は少し肌寒い岩手⛅日一日と秋めいてきております。この調子だと、あっという間に冬⛄なんだろうな~なんて感じています。
最近、知人のところにとあるコーチング系の営業が来たとか。花巻でもそんなことが起きているとは!ただただ驚いています。
花巻でも・・・と書きましたが、海を渡ればアフリカの地でも実はコーチングの導入が進んでいたりします。
今日はそんなアフリカでのコーチング関係のお話を書いてみたいと思います。
アフリカ東海岸のタンザニアでは、かれこれ4年ほど前から職場への「コーチング」の導入のための取組が続いています。
その関係で、キリマンジャロ⛰の袂のモシという町+地方4都市でコーチングの活用状況について現場で働くコーチやコーチー(=クライアント)に対する調査をしたことがありました。
1on1形式でのヒアリングということで、1日にヒアリングできる人数は、4-5名がよいところ。そして、その調査の構成員はというと、調査員の私とアシスタント3名(タンザニア人、日本人)。アシスタントの子は、コーチングについては初心者レベルでした。
以下は、アシスタントの彼らが現場での調査を通じ「コーチングとは何ぞや」という事を身をもって体験したよ~♪というお話です。
***
それは2020年2月のある日。
キリマンジャロの山をみながらの調査中に、ヒアリング相手が私の質問に対して、質問されている事と全く違う内容を話出したのです。そして、しばらく話が止まらない状況に・・・。
調査「アルアル」なのですが、我々もヒアリングのノルマがあるので、話が脱線すると非常に焦る。
特にアシスタントたちの中での焦りが顕著で、そういう時は不安げな視線が一気に私に降り注がれます💦
「Nakamura-san、この人話脱線してる」
「このままじゃ、次の人ヒアリングできない」
「話切って、次の質問したら?」
といわんばかりに(笑)
そんな視線を横で感じている折、タンザニア人アシスタントがいきなり「〇〇は▲▼だと思うので、結果は◇◇ではないですか」と横から別の質問を挟んできたのです💦
「覆水盆に返らず」とはまさにこんな状況のこと。
あ~やっちまった~💦💦💦
これはコーチング学び始めたばかりのころにやってしまう事の一つかもしれませんね。
その結果、どうなったかというと・・・ヒアリング相手は「そうですね。〇〇◇◇です」とそれらしい回答をしてくれ、ヒアリングを無事に?終了しました。
アシスタントの子は晴れ晴れとした笑顔。一方の私は・・・?というと、何か大切なことが見つけられずに終わったのではないか?というもや~っとした気持ちが残ったのは言うまでもありません。
そして、次の面談まで休憩中、アシスタントたちから
「今の方、質問に対して実際に話をしていることかなり違ってましたよね。。。あんな時、途中で話を切り上げた方が良くないですか?」
という意見が・・・・。
***
その後、私とアシスタントとの会話がどう展開していったのか?
そして、次の面談でどんなミラクルが起きたのか。
続きはまた明日。