読売新聞の人生相談の欄に
こんな相談がされているのを見ました。
50代のフリーランスの女性。
古いアルバムを開いては、
子どもたちが小さい頃、忙しくにぎやかに
暮らしていた頃が懐かしく、胸がキュンと締め付けられる。
その頃は自分の時間が欲しいがために、
子どもたちは早く大きくなって欲しいとさえ思ってた。
いま思えば、かけがえのない大事な時期をもっと
楽しんで育児をすればよかった。
あの頃が人生のピークで、ここからは
死に向かう下り坂。
老いて死ぬのを待つばかりかと絶望感でいっぱいになる
という内容のものでした。
私ももうすぐこの投稿者と同じ50代。
我が家の子どもたちも大学生・中学生と、
巣立ちが近づいてきています。
なので、他人事とは思えない投稿でした。
この投稿に対して、心療内科医の海原純子先生が
回答されていた答えに深く感動しました。
あなたが今、キラキラしていたと感じるその当時、
ご自身が人生のピークにいると感じてましたか?
・・・
もっと年を取った時、いまのあなたがどんなに
幸せだったか、と後悔しないために、
今お持ちの宝物に気がついてほしいと思います。
**
きっと過去を振り返って、
「あの時ああしていれば」と思っても、変えることはできません。
でも、その過去の意味合いはいくらでもまだ変えられます。
「あの時、頑張ってたな、私」という意味付けをすれば、
納得感が生まれるし、
「ありがたかったな、あの状況」という意味付けをすれば、
感謝が生まれます。
それと同時に、“いま”この瞬間も、何年か後に振り返ったら、
「あのときは良かった」と思えるような
キラキラした瞬間かもしれない。
そう思ったら、“いま” を大切にできそうです。
そんな事を考えていたら、
ワンピースの名言を思い出しました。
/
失った物ばかり数えるな!!!
無いものは無い!!!
確認せい!!
お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!
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過去や未来に失ったもの、足りないものを見るのではなく、
“いま”、私の手元にあるものはなんだろう?
そこに意識を向けると、
感謝と幸せな気持ちが湧いてきます。
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