リーダーの役割:心理的安全性の「生産的に対応する」(第14回)

What are we boiling down to? What are we boiling down to?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

引き続き、ハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」を読み進めて行きます。

今日は「リーダーのツールキット」の三つ目。

「生産的に対応する」

ここで言う「生産的」とは、

チームメンバーに積極的な参加を促し、率直な意見や提案をリーダーはどのように取り扱うべきか?を意味しています。

端的に言うと、発言に対して
(1)感謝し
(2)敬意を払い
(3)前進させる道を示す

とのこと。

(1)感謝し、(2)敬意を払う、という部分は分かりやすいかと思います。

一方(3)前進させる道を示す、という下りは少し抽象的で分かりにくい気がします。

そこで私なりの想像も加えてみると、こんな風に解釈できるかと思います。

出された意見や提案を、チーム全体の共有ゴールや共通の価値観に照らして、活用しながら前進させて、発展させていく。

例えば、発言内容の意図や真意を把握・抽象化させたり、他の意見と組み合わせながら、共通するエッセンスを取り出し、チームメンバーの想いややる気を昇華させていく。

まだまだ抽象的ですが、少しはイメージが沸きますでしょうか?

さらに、「生産的」に取り扱うとは、

- 職場での失敗やミスを、恥ずかしいものではなく「学び」「教訓」としていく。
- チームメンバーの明らかな行動違反や共有する価値観に反する言動に対して、リーダーは毅然と厳格な対応を取る、

ということも含まれてるかと思います。

職場でのリーダーの具体的な行動や発言を例示することで、さらにイメージが沸くように思います。もう少し検討してみます。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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