「上質な会話」が人を動かす(Day2)「何気ないけれど、大切な視点」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

職場に限らず、違和感を感じる会話に遭遇することがあります。

仕事に纏わる話題であればある程度、方向性は見えているだろうし、論理的に話が展開すると想像されるので、比較的扱いやすいような気がします。

むしろ難しいと感じるのは

「家族間での、何気ない会話」

思わぬところ地雷が隠されています。

そもそも、お茶の間で交わす会話に「目的」というものが存在していないことが多いように思います。正確に表現すると、会話を始める段階では、です。

「今日は一日、雨なんだって!出かけるのに面倒くさいよね。」

この発話の内容に大きな目的は無いように感じます。単純に発話者の気持ちを吐露しただけのようですね。

従って、これに対する応答は

「そうね、面倒くさいわね!」

と共感するだけでよいはず。もしくはもう少し踏み込んで

「私も今日は出かけなければならないので、本当に面倒くさいね!」

と「I(アイ)メッセージ」で同調すれば何ら違和感はないはずです。

もしくは、こういう返答もあり得ます。

「そうね!でもこういうお湿りの日もあるよね!最近晴れ続きで乾燥していたから。」

相手の気持ちや関心事が何であるかときちんと把握して上で、共感、もしくは共感した上で「異なる視点」を提供する方法です。

もしこの発話に対してこんな返答をしたら、どうなるのでしょうか?

「あなたはいつも文句ばかり言っているよね!それから、色々な用事を入れ過ぎているのよ。少し余裕を持ってスケジュールを入れた方がいいんじゃない?」

ひょっとしたら、この返答は事実に基づいていて、的を得ているのかも知れないです。しかし、この返答から何が生み出されるのでしょうか?

こんな些細な会話から、大切な視点が色々と見えてくるように感じます。

・発話者の「目的」の有無、又は目的を理解しようとする心掛け

・会話が展開する途上で会話の目的が定まってくる可能性への配慮

・「相手の関心事」に関心を持つ

・相手を「応援する」「励ます」マインドセット

・返答の基本は「共感」と「ノージャッジ」

・「事実」と「解釈」の峻別

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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