書籍名~ <新聞のある町> 著 者~ 四方 洋 (しかた ひろし)さん・・元サンデー毎日編集長~ ジャーナリスト 発行所~清水弘文堂書房 現在一つの圏域をカバーする<地域紙>は、200誌余りある・・ 部数は1万部未満から10万部を超えるものまで・・日刊が多いが週3日版や週刊もある。 新聞退潮の時代でも堅実な需要をつかんでいる <地域紙>がこれから果たす役割 を、 四方さんが、26紙の現場を訪れで聞いた内容が記載されています。 地域紙の存在によって <地方行政や議会の透明度が高くなる>と四方さんは、指摘しています。 <八重山毎日新聞> 公称16000部~世帯占有率80%と圧倒的・・全国紙500部~県紙2000部 * 尖閣諸島問題には中立で冷静に * <不偏不党>の精神 * <お葬式広告>・・沖縄の新聞では・・お葬式の広告の多さ~派手さ~丁寧さである。 <77歳でなくなった男性> 喪主の妻にはじまり~ 長女から四女までの家族 ~兄弟の家族~ 孫はもちろんのこと~ 甥姪~ いとこ~ 親せき~ 友人等52人の名前が並び、さらに老人クラブ会長~公民館館長の名前が連なる。 別枠で関連会社の社名と代表者~ 1936年生まれの同窓生会~ 三女が役員をしている会社の社名と住所~代表者・・ まだまだ続きます・・ みんなで助け合っている地域だから、一人の隣人の死を悼む気持ちを寄せ合う。 <八重山毎日>では月2日の休刊日があるが、読者はこの日を織り込んで葬式の日取りを決める。 新聞の広告を見て、多くの人が葬式に来てくれる。 都会では<孤独死>のニュースが度々ありますが <八重山地域の人情味>が羨ましい・・ 小生は持論で・・<延命治療不要~ 葬式無用~ 通知不要>なので・到底<八重山地域>には、居住できません・・