書籍名~ <プーチンはアジアをめざす> 著者~ 下斗米 伸夫 (しもとまい のぶお)さん・・ 法政大学法学部・国際政治学科教授~専門はロシア政治論 発行所~ NHK出版 <裏表紙から> ウクライナ危機が生んだのは、冷戦以来とも言われる深刻な米ロ対立であった。 国際政治はなぜここまで緊迫化してしまったのか? 日本が取るべき道はどこにあるのか? 小生が読書後一番印象に残ったのは・・ <プーチンのずば抜けた能力> フォーラムなどの講演でも何も見ずに話す。 昔はメモくらいは用意していたようだが、最近は何のメモも持たず、当然プロンプターも使わない。 すべて頭の中にあることを最後まで、ときには必ずしも上品でない言葉も駆使ては、説得力たっぷりに話す。 世界に演説が上手とされる指導者は多いが、何も見ずにすべて話すことが出来る人はいなだろう。 テレビに出演する際も、プーチンは饒舌である。 彼は国民と対話する生番組に定期的に出演するのだが、そこでは、視聴者からの質問・要望に対して、4時間以上もアドリブ的に応していく・・ 小生もTVでしか<プーチン大統領>を見るしかないが鋭い受け答えに<タダ者ではない>に何時も感心しているが・・ ダラダラとメモを見たり‘プロンプターを覗きながら・・<ウソ八百>を並べる<安倍総理>は、まともな勝負では・・残念ながら<プーチン>には敵わないなと痛感した・・