いわて銀河100kmマラソン 2103 覚書
Jun
10
【期日】2013年06月09日(日)
【登録】男子100kmの部
【記録】13時間15分30秒
【天気】
天気は快晴。
志戸平温泉付近(40km付近)の気温は21℃。
【所感】
気温は上がる予報だったので、暑さ対策として首から上を覆う
ネックウォーマーの薄手版で対処したが、
濡らさなかった事がダメだったようで、それが後のコンディションに影響した。
熱中症みたいになり、71km付近で走れなくなり、まっすぐに歩けない状態、
73kmエイド(銀河高原ホテル)で15分休憩、82kmエイドで10分休憩、
90kmエイドで10分休憩、合計3回(35分休憩)の休憩をとる羽目になった。
57.5kmエイドを過ぎた頃から油断して、キロ5分位で10km以上走ってしまったので、
これも熱中症みたいになった原因の1つだと思う。
どうも、重心が右寄りだったようで、右股関節が痛むという感じになってしまい、
久しぶりに極度の筋肉痛になった。
日差しも強かったので、日焼け度も高く、上は長Tシャツだったので問題無かったが、
下は短パンだったので、火傷の様に焼けてしまった。
6月のこの時期は紫外線も強いので、晴れそうな場合はロングのスパッツがいいかもしれない。
今年は1~5月の間でスピトレを良くやったし、月間距離も200kmを超えていた。
スピードは出しやすかったので、それを過信した結果がこの休憩3回に繋がったと思う。
来年はスピードを自制する必要がある。
ただ、こんな散々たる結果でも1つだけ良いことがあって、
100kmをそれほど長いとは思わなかった事でした。
コースが分かってきたので、そういう感覚になってきました。
以下、大会までの準備など。
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<練習>
大会までの練習は、1~5月までの月間距離は平均200km。
東京マラソンや仙台国際ハーフを走る為に、スピード練習とその疲労抜きはきちんと実施した。
<大会数日前>
練習不足を補うために、関門時間ギリギリの13時間で走る事にして
それに合わせた「ペース配分表」を作った。
ペース配分(13時間で完走の場合 ※スタート時刻は早朝4:00)
№ 区間 距離(km) ペース 経過時間 通過時刻 関門時刻(関門№)
1 スタート~なめとこライン・ゲート 35 6'34 3:50 7:50 --
2 なめとこライン・ゲート~豊沢ダム 49.6 7'32 1:50 9:40 11:30(1)
3 豊沢ダム~レストステーション 66.5 10'21 2:50 12:30 13:40(2)
4 レストステーション~銀河高原ホテル付近 77.3 7'21 0:50 13:20 14:20(3)
5 銀河高原ホテル付近~鴬宿温泉 85.8 8'00 1:40 15:00 16:00(4)
6 鴬宿温泉~けんじワールド 90.2 9'05 0:40 15:40 16:40(5)
7 けんじワールド~ゴール 100 8'10 1:20 17:00 18:00
※銀河高原ホテル付近は73kmなので、4km(時間で28分位)は経過時間を早める必要があります。
(来年までにペース配分表を修正予定)
<大会当日>
1:00 起床
100kmの部に3回目の出場となると、だいぶ慣れた感じで、
荷物も準備済みで余裕で身支度を済ませられた。
朝食を摂り、2:00頃会場へ出発。
2:30 会場へ到着
3:30、今年はサブ競技場がスタートとなるので、幾分早めにメイン競技場から移動。
その後、各自スタートラインへ整列。
今年も宮川大輔・花子師匠夫妻によるスタート前のスピーチ。
4:00、カウントダウン後、スタート。
ペースはキロ6'30位で計画どおりのペースだった。
26km付近、今年もスーツの人と遭遇し、少しの間並走してお話しした。
今年も17:00前にゴール予定?、GMCは狙ってますか?、etc.、
こんな感じでどうでもいい話を数分話した。
7:50頃、35km地点
ペースを守ってきただけあって、
なめとこゲートへは予定よりも10分速い時間で来た。
去年よりも疲労度は少なく、これは13時間よりも速く完走できるのでは?と思っていた。
ここで、日よけ(薄手のネックウォーマーのようなもの)を装着した。
9:40頃、第1関門(49.6km)
この区間もペースを堅持でき、予定よりも10分以上分速い時間で通過。
志戸平温泉近くの温度計をみた時、21℃だったので、
このまま最後まで気温が上がらない事を願っていた。
57.5kmエイド
51.5km付近の旧野外活動センターから6kmの登り(6kmの後半3kmは3つのトンネル)で
だいぶ体力を消耗したため、57.5kmエイドではかなり固形物を食べた。
食べた後に脚の張りがあったので、2分位ストレッチをした。
ストレッチをしたらかなり脚が軽くなったような気がして、そのまま第2関門(66.5km)
までキロ5'00位で走ってしまった。かなり速すぎのペースだが、
スピ練やってきたから、これくらい大丈夫だろうという過信があった。
第2関門(66.5km)レストステーション
去年はレストステーションで5分の休憩をとったが、今年は身体は楽だったので
普通に飲食してすぐに次の関門を目指した。
71km地点
ここで体調異常に気付く。
めまいの様なものを覚えて、仕方なく歩こうとしたら、まっすぐに歩けない。
仕方がないので次のエイド73km(銀河高原ホテル)まで2km歩いた。
73kmエイド 銀河高原ホテル
このエイドで15分仮眠をとったら体調は回復した感じがしたので、
急いで次の関門を目指した。
ただ、この時点でだいぶ脚に負担がかかっていた。(特に右脚)
このエイドでガーミン410のバッテリーは完全に切れ、ペースは分からなくなったが、
その後はキロ10'00ペースに近かったと思う。
銀河高原ホテル以降は、とにかくゆっくりでもいいからゴールしようと切り替えた。
数キロ走っては立ち止まり、股関節のストレッチを何度もやって走るスタイル。
82kmエイド、90kmエイドでは10分づつ仮眠をとり、ゴールまでラスト10kmコースでは
登り坂は歩いて、ラスト3kmは歩幅50cm位でも息が上がってしまい、
走るのはラスト1kmと決めて、今年は疲労困憊でゴールした。17:15:30だった。
こんなゴールの仕方でも、慣れてきたコースだとそれ程ゴールまで遠くも感じず、
割合ペースを見直せたのは良かったと思います。
来年こそ13時間切りと行きたいです。