長命な画家

Jan

新春の展覧会に「小倉遊亀」展が行なわれていた

作者の作風は以前から好んで見ていた
「奥村土牛」と共に長命な日本画家である

狭い百貨店の会場には祭日のせいか相当の込みようであった

「小倉遊亀」は平成１２年に１０５歳の生涯を閉じた
教職に奉じた後、３０歳を過ぎて安田靫彦に師事し大輪を咲かせた
生涯、現役の画家であった

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

Commented by zakkah
Posted at 2006-01-10 18:06

「小倉遊亀」さん、懐かしい。大変お世話になり、色々と教えを頂戴いたしました。戦後の環境保全（自然保全）の原点、鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮裏山の開発阻止運動に、多額の寄付、鹿子の木（カゴノキ）の写生をしに、、、当時、すでに老齢にあった遊亀さんですが山中に足を運び描き、我々に勇気を下さった。御谷（おやつ）保全の影の功労者です。古都保存法、ナショナルトラストの創世記を支えてくださった偉人です。

Commented by wahootaste
Posted at 2006-01-11 11:05

女史の画業と経歴の陰にそのような運動に参加され
支えられていたとは知りませんでした

明治・大正・昭和・平成と４つの世代を生き
己の信念に生きた偉大さを感じます

明治・大正の人々が少なくなりましたね

今は亡き「三岸節子」氏の画風も好きです

Commented by ぱっさかりあ
Posted at 2006-01-11 07:44

日本画はあまり詳しくないので、小倉遊亀という画家もはじめて知りました。

素敵な絵ですね。
しかも生涯現役だなんて、本当に素晴らしい！！

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Commented by wahootaste
Posted at 2006-01-12 00:26

この作者の経歴は一寸変わっています

でも、経歴は人々に色メガネを懸けさせ、作品の
評価を歪める危険があります

音楽や工芸、絵画は多くの作品に触れることにより
己の琴線に触れた作品を評価できますね

この作者の名前と１０５歳まで作品を描き続けた
と頭に入れられ、どこかで展覧会や画集が有ったら
ご覧になり、楽しまれると良いと思います

好き嫌いは個人のものです
周りの評価より、己の眼で選びたいものですね