【脳の取説】脳は思い出話がお好き♡
Nov
9
私たちの脳って、検索機能はそう優秀ではありません。
Googleのように、キーワードを入れたら、
すぐ答えがいくつも出る、のようにいかないんです。
私たちの記憶の思い出し方は、
一つ思い出すと「あ、そうそう」と出てくる。。
つまり、芋づる方式なんです(笑)。
人の体験談を聞いていたら、
どんどん自分の記憶も出てきて「そうなの!私もね・・」
みたいな体験ありますよね?
私も、人の話を聞きながら、
いろいろとアイデアが浮かんだり、
「そういえば、そんなことあったなあ」と
自分の体験を思い出したりします。
これは、コーチングの時は少し妨げになることでもあります。
(相手の話を聞きながら、
自分の追憶に浸っていてはいけませんよね)
暗記しよう!!と思って力んでも、脳は覚えてくれません。
記憶しておく、ということは、
まず、海馬くんに「記憶の貯蔵庫」に入れてもらう、ということ。
そして、ただ単に保管している、というだけでなく、
必要な時に「記憶の貯蔵庫」から引き出せる必要があります。
では、長く覚えておき、かつ、使える記憶にするためには?
~複数回【アウトプット】をしましょう!~
アウトプットと言っても簡単です。
まずは、「あれなんだったっけ?」と思いだしましょう。
思い出すだけなら、数分あればできる事ですよね。
重要なのは、「思い出そうとすること、
そのものが脳にとって『これは大事』と思わせる」
ということなんです。
最初はまだ「記憶の貯蔵庫」ではなくて、
一時置き場(笑)みたいなところにあるだけ。
このままだと、すぐ忘れてしまいます。
というか、忘れるようにできています。
繰り返しますが、
🎶脳は一度では覚えないようにできているのです。
脳の記憶を担当する部分、海馬がすぐ記憶するのは、
「命に係わること」
「重要な事」
そんなことは、毎日そうそうありません。
2日たつと9割!!忘れるのが私たちの脳なのです。
だから、記憶したければ、アウトプット。
ここで注意をひとつ。
覚えられないのを、
自分の脳の能力のせいにするのはやめましょうね。
何でもすぐ覚えられたらいいのに、
と思うかもしれませんが、
何もせずなんでも記憶する、みたいなのは、
むしろ不幸だと思いませんか?
「自分にとって必要なことを覚える」ための工夫をしましょう!
具体的には。。。
終わったら直後に「何をやったかな?」と
思い出そうとする。だけでも立派なアウトプット。
回数が大事です。
タイミングとしては、まず24時間以内に一回!
翌日1回!そして、1週間後に1回、など。。
「自分なりのやり方」を決めておくと良いですね!
そもそも、あなたが覚えていたい事は、何ですか?
やる気と元気の出るコーチ
♪♪♪桑原奈緒子♪♪♪