リーダーの資質が問われるとき 2
Feb
15
昨日の続きですが
「部下から信頼されるリーダ」のなるための考え方と行動についてです。
私がリーダーになりたての頃、慣れないリーダー業務に翻弄される毎日を過ごしておりました。
様々な業務の中でも、特に重要な業務をベテランの部下に任せていたのですが、ある時に取返しのつかないミスをしてしまったのです。
正直焦りました。リーダーになりたてでもあり、なによりミスを一番恐れていたからです。すぐに担当者を別室に呼んで話を原因を聞くことにしたのですが、要領を得ません。ミスを認めないばかりか、挙句の果てには、役割自体が不公平だとか言いだす始末です。
さて、あなたなら、どうしますか?
結局、部下を問いただしても、ミスを取り戻せるわけでもなく、それでも、上司の部長に大至急報告する必要がありました。
覚悟を決めて部長に報告に行ったのですが、直前まで、言い訳ばかり考えながら向かったのですが、ふと、先ほど、原因を問いただした部下と同じだったことに気づいたのです。
最終的には、私は、言い訳をせず、もちろん部下のミスのせいにするのもやめる事にしました。この時、思ったのは、リーダーとして仕事をこなすこと以上に、責任を負う事の難しさを、身をもって学んだ気がしています。
リーダーにとって大切な資質は、部下のしたことも含めて、すべてに責任を持って行動することだと、今では思っています。