リーダーとして身に付けておきたい発信力(3)
Jan
10
昨日の続きです。
リーダー自身が「自分の言葉で伝える」事が一番だと思うと書きましたが
では、自分の言葉で伝えるには、どの様にすればよいのでしょう?
特にミドル層のリーダーは、その上の上司や、経営陣から示された方針などをメンバーに伝える役割がありますが、その内容を示された文書を読み上げるだけでは、まったく伝わりませんよね。
つまり、いかに自分自身で理解して、それを出来れば具体的な事例を挙げるなどして説明してこそ、伝わるのではないでしょうか?
間違いを恐れずに、自分なりの考えを論理的に組み立てて説明し、メンバーと一緒に考え、時には、メンバーに意見を求めるという姿勢も大事ではないでしょうか?
では、発信力を鍛えるにはどうすれば良いかと言いますと、普段からインプットとアウトプットを繰り返す事だと思っています。
例えば、ビジネス書を読んで、その中のある項目に書かれている内容をインプットしたとします、そしてその内容をメンバーに伝えるには、どうすれば伝える事が出来るかを考えてみる事です。自分の経験から何か言える事はないか?などアウトプットの模擬練習をしておくことです。そうすれば、物事を理解して、論理的に説明できるようになると思います。
具体例を挙げますと、例えば経営陣や事業部長などの上司からの経営方針などをメンバーに伝達する場面ですが、前提として、その内容を理解しておく必要があります。
さらに大事な点は、リーダー自身が疑問に感じた点があれば、上司に確認するなど確認しておく必要があります。その上で、メンバーには、しっかりと一人一人と目を合わせながら説明するという事です。また上司に確認しても納得のいかない点については、メンバーにも意見を求めて最善策を合意して進めるという行動をすることで。チームとしての一体感を醸成する事が出来るのではないでしょうか?
(明日に続きます)