カントウタンポポ
学 名;Taraxacum platycarpum Dahlst.
キク科タンポポ属 Asteraceae/Compositae
関東でごくごく普通に見られる蒲公英が、その実はほとんどがセイヨウタンポポである。
繁殖力が強い西洋蒲公英が、生活地周辺を専有している。
長いこと人間の手が加わっていない自然植生な里山・森には、日本蒲公英が多くみられる。
我々は、日本蒲公英=関東蒲公英と呼んでしまっているが、、、。
蒲公英は、20種類以上もあって、素人では見分けがつかない。
関東蒲公英と西洋蒲公英の違い程度しか分からないので単に「蒲公英」と云ってしまう。
又、関西より南地方の蒲公英・関西蒲公英は、学名的に日本蒲公英。
呼び方ってややっこしい(日本蒲公英;学名:Taraxacum japonicum)
更には、九州・中国・四国の人は、殆どの人がタンポポ=シロバナタンポポを指すとか・・・。
カントウタンポポの解説によると
葉は長さ20-30cm、披針形で羽状深裂する。花茎は上端に長毛を密生させ、花時に葉と同長か短い。
頭花は3.5-4.5cmで、そう果は長さ4.5-5mmで淡黄-黄褐色。
ヒロハタンポポとエゾタンポポとの交配種と考えられているが、両性生殖で独立した種である。
主な分布は、関東地方・山梨県・静岡県。
春の食材でも在る。若葉は油炒め、おひたし、汁物、花は天ぷら、根はキンピラとして食する。
外来種のセイヨウタンポポも同様に食べられる。
(4月3日誌)
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