イヌタデ(犬蓼) タデ科(Polygonaceae)
学名:Polygonum longisetum De Bruyn
子供の頃、野山で遊んでいてこの花をとって自宅に持ち帰った記憶がある。
家の玄関に、母が徳利に一輪さしてくれた。この色って複雑な色に感じたものだ。
青年時代に、初冠雪を見る頃に谷川岳、一ノ倉沢や幽ノ沢の取っ付き地点でも見た。
下界の野原でみるイヌタデと比べると花穂が短い。寒さ、自然界の摂理か!!
「犬・・」と付く植物名、役に立たないという意味らしいが、植物に失礼って感じる。
アカマンマ(赤飯)という呼び名、花を前にするとぴったり。楚々としている。
里山で出会った、目の前の直立した姿は、凛々しくさえ見えた。
10月5日誌「大和市泉の森」
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