“春爛漫(2)”《襍観 ・/・拈華微笑7》

キリ(桐) ゴマノハグサ科
別名: キリノキ(桐の木)、ハナキリ(花桐)
キリは成長が早く、材質は、白くつやがあり、軽く(比重0.3)柔らかい。
箪笥・下駄などに用いられる。
女の子が生まれると桐を植え、嫁ぐ時に箪笥を作ってもたせる習慣もあった。
 清少納言『枕草子』第37段「木の花は」に、
「きりの木の花、むらさきにさきたるはなほをかしきに、葉のひろごりざまぞ、
うたてこちたけれど、こと木どもとひとしういふべきにもあらず。。。」


端午の節句、わが子たちが巣立って久しい。
だからというわけではないが、節句の飾りをしなくなった。
童謡に、「屋根より高い、鯉のぼり・・・」という歌詞があるが、
現代の景観には、似合わない。時代を感じるが、どこか懐かしい。
風の強い、曇り空の里山辺り、我が幼少期の風情がそこにはある。
民家の座敷に五月人形が飾られていた。

長男、次男に白糸・赤糸威褄取鎧 (おどしつまどりよろい)を、
忠実に模した鎧を作って貰った。今はどうなっているだろうか??

「大和市泉の森・民家園」


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