“2016・Tokyo !!”《襍崋・/・点描‘16-60》

ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科... ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科(Onagraceae) 
学名:Chamerion angustifolium (L.) Holub subsp. angustifolium
   Epilobium angustifolium L.
英名:fireweed
まとまって咲く姿に魅了される。... まとまって咲く姿に魅了される。
’64年のオリンピックに端を発... ’64年のオリンピックに端を発し、西欧のことを教えて下さった“I 師”
感謝とともに頭を深く垂れたい。

「青森県・八甲田山山麓」

ヤナギラン(柳蘭)
和名の由来は、葉が柳に似て、そして花が蘭のように美しいことからとか!!
茎は直立し分枝せず、葉は互生し長さ5~18cmの披針形で細かい鋸歯がある。
茎頂に総状花序をつけ花は直径3~4cm、花弁は4個、萼片4個、雄蕊8個。柱頭は4分岐。
果実は細長い螬果、熟すと先が4裂する。種子は長さ約1mm、白色の毛(種髪)がある。
山地の草原に自生する在来種。北海道、本州(中部地方以北)で見られる。
高原の草地に観る姿、而して近づき観ると妖艶に映る。。。!

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
思い出の崋!!
若い頃、シベリア鉄道を延々と1週間も乗り続けスイス・ジュネーブ駅に降り立った。
そこからバスに乗り、憧れの登山基地“シャモニィー(仏)”へ。
さぁ~~本番、と登攀に。だが山を甘く見て(無知だった)足指を凍傷にやられ、
エギュー・ド・ミディーの岩場で救助ヘリに助けられ・隣国の病院に搬送された。
そこは、山岳遭難者を一手に引き受けている総合病院。
フランス国境を超えてスイス・ジュネーブ郊外に位置する国境の町・メイラン。
この病院での手当がなければ・・・足指を数本なくすところだった。
1ヶ月ほどの入院・治療で歩けるようになり、両親が引き取りに!?!
その足でスキー・保養地で有名なサンモリッツの山荘を訪れた。
Berner Oberland, L. da Silvaplauna(シルヴァプラウナ湖)。
湖畔に佇む山荘(僕には、山城に見えた)を訪れて・・・衝撃が走る。。。!
山荘の持ち主(我が父の友人)家族・・・4年前に会っていた!!
まったく偶然なのだが、東京オリンピックの会場(国立競技場)で、
歌舞伎座に行く交通手段を尋ねられて、案内した・・・あの親子!?!
親同士のご縁で・・・以来何かと世話になっている恩人親子。
そのとき、裏の森を案内してくれた令嬢・・・今でも親しくお付き合い頂いている。
その山荘、以後、出入り自由で今でも勝手に宿泊させてもらって。
湖岸から森にかけて群生して咲いていた花。「ヤナギラン」と記憶している。。。?
英名" Fireweed"と言われるように焼き畑等の跡地などに一斉に生えてくる面白い花。

湿原で名高い尾瀬沼の東に位置する大江湿原に、ヤナギランの丘という場所がある。
そこに咲くヤナギラン・・なんともいえぬ風情、とっておきの場所。
この花は下から上に順次咲き、雄しべだけの花が先に開き、
後から雌しべの先が十字に開いて雄しべの花粉を受粉する。
これを雄性先熟と呼び、変った生態である。

最近、知ったことだが、彼の地に咲いていた花は!?!
ヤナギランの近縁種;
カマエネリオン・フレイシェリィ(エピロビウム・フレイシェリ)
Chamaenerion fleischeri(Epilobium fleischeri)
又は、カマエネリオン・ドドナイ(エピロビウム・ドドナイ)
Chamaenerion dodonaei(Epilobium dodonaei)
上記の2種類のいずれかと思われる。再訪して調べてみたく思う。
※ ※ ※ ※ ※ ※

今夏に八甲田山山麓を訪ねた、そこでヤナギランを見つけた。
その姿、観ていると感慨深い、昔を思い出した。
更には、1964年の東京周辺、新幹線などが走馬灯のように思い出される。

扨、さて2020年の東京オリンピック、色々と問題山積で???
昨今の東京・・・日本の中心的場所が揺れ動いているではないか。
思うは、管理トップの身勝手。より良くするには、継承、移譲を考えたい。
いつまでも“トップ”で居続ける!?!そんな組織だから堕落するのだ。
連携できていない。オリンピック委員会も都の行政指揮官も無責任極まりない。
国家の中枢を担う政治家、首都東京を担う行政者の感覚に唖然とする。
この際、膿を出し切って・・・人身刷新すべきと思うのだ。
二日ほど前にリオオリンピック・パラリンピックメダリストの凱旋パレードがあった。
パレードをTVで観ていて、選手に使いやすい競技場にして欲しいと思った。
組織運営での諸問題がトップダウンで、結果選手にしわ寄せが!?!
2020年東京オリンピックは、参加選手にとってよりよい競技場であってほしい。
諸外国の人々は、日本に期待している!!
観光を兼ねてオリンピック観戦に来日されるだろう人々を少し知っている。
彼等が一同に語るのは、日本人は必ずや素晴らしいものをみせてくれる、と!!
1964年10月10日、オリンピック開会式が行われた。昨日のように覚えている。
今年の体育の日は、10月10日。しっかりせよって・・・天の声か!?!
10月10日は、昔・・晴天の特異日だった。今年の首都圏の天気は???
ざわざわしてる東京を“天は”嘆いているのかもしれない。

1964年10月10日の今時間、銀座のR亭で夕飯をごちそうになっていた。
ご馳走してくださった報道カメラマンI師が、一昨日逝去された。
ご一緒に、2020年オリンピックをかんせんしたかったのに。。。残念だ。




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体育の日は、10月10日であるべきだと思います。
身勝手に連休を作らないでほしいです。

昨日、こちらは快晴で、晴天の特異日そのものでした。
Posted at 2016-10-10 18:00

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こんにちは、moonさん。

仰っしゃる通りですねぇ!!
記念すべき日は、特定された日だから各人各様に感慨に耽けることができる!!
爺にとって10月10日は、感動・・感慨・オリンピックを思い出す記念日。そして「体育」身体を育てる“計”の日です。連休なんてほしくない(ー_ー)!!
Posted at 2016-10-10 23:17

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