“旅先で見たかった花”《襍感・/・点描‘18-61》

アズマヤマアザミ(東山薊) キ... アズマヤマアザミ(東山薊) キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai
花色は、個体によって微妙に異な... 花色は、個体によって微妙に異なっていた!?!

アズマヤマアザミ(東山薊);
山地の沢沿いの林の縁や林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
九州や四国に分布するヤマアザミに対し、関東地方に多いことからその名が付いた。
三河地方のものは葉が浅裂~中裂のものが多く茎や葉裏に白色の軟毛がある。
茎は、直立~斜上し下部で枝分かれが少なく中部以上で分枝、枝は上向きに鋭角的に伸びる。
根生葉は花期にはない。茎葉は、楕円形~広倒卵形、先が鋭く尖り、長い刺がある。
葉の基部は茎を抱かない。
花は、小さな花が密生する頭花(筒状の小さな花が密生していて一つの花に見える)。
茎の先に1~3個上向きにつく。花の下に筒状の総苞(花を包むつぼみのような部分)がつく。
花が枝先に単生するものもあり、下向きに咲くものも見られる。在来種(日本固有種)である。
同種にネバリアズマヤマアザミがあり東北、北陸、近畿地方に分布し、総苞が著しく粘る。
更には、スズカアザミが三河地方で普通に見られる。
草丈が低く、頭花はよく分枝し枝先に点頭、総苞が筒形~鐘形、クモ毛が少なく腺体があって粘る。 
基準産地は、静岡県・伊豆、湯ヶ島に良く観られた(最近の状況はわからない)。
常緑樹林や夏緑樹林の林縁に生え,山麓部で大群落が見られる。また、他の種と交雑しやすい。
「2018・10・15泉の森」

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“今年も探しに行けなかった!?!”》
親の残した資料・記録を基に散策を続けているが、伊豆半島は、残存してる花が多い。
アズマヤマアザミもその一つである。そんな花を今年も探すことが出来なかった。
所が、身近な里山にもあることがわかった。見過していた。
注意深く観て回らねばって反省する。まずは、足元をしっかりと観なければ!?!
今回、伊豆半島へ行く所要があって、下調べしていたから気付いたのであった。




#ブログ #植物

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よい出会いでしたね。
Posted at 2018-10-19 01:28

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こんばんは、moonさん。いつもコメントありがとうm(._.)m。

ここ数年、伊豆の紫陽花にのめり込んで植物相も下調べしていました^^)。
伊豆半島は、海抜ゼロ~数百米高度迄、急激に登れる地形です。
それ故、興味深い植物があって調べています。
その分、地元の事を疎かにしていました。父親の60年近い時間の中で伊豆も闊歩していた。
僕の歩いた時間、10年にも満たない。関心を持ったのが次男が学部学生の頃。
親父の資料もA4判ノートで日記的で50音別に編集しなおしている最中でいつも後手後手で^^)、
足元をしっかり観ておりませんでした。
アズマヤマアザミ、散歩でよく観ておりました。識別できていない不明に奮起して^^)。
ちと気付くの遅かった。
Posted at 2018-10-21 03:33

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ブログの使い方が良く判らず、失礼。湯浅道男先生は、そのとおりデス。愛知学院大学の法学部&山岳部の先生でした。ハル
Posted at 2018-10-24 18:26

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コメントありがとう存じました。

RCCⅡ関系で一寸存じあげておりました。
改めて氏のご冥福を祈ります。
Posted at 2018-10-25 01:32

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