《花暦・_・樹(2)⇔“初春の雪あられ!!”》
季節は、着実に変移しているのが分かる。植物は正直だ。
ユキヤナギ(雪柳)、枝を被う沢山の小さな白花が魅せる。
名前からして冬の花に思えるが、春の訪れを告げる花だ。
だが、昨今は真冬に花を付け始めるようだ(温暖化か!?!)。
ユキヤナギは、落葉性低木で川沿いの岩の割れ目等に自生し、
樹高2m程。根元から枝を伸ばし、先尖る鋸歯縁ある小葉。
開花期を迎えると細い枝いっぱいに沢山の白い花を咲かせる。
その姿が、柳の枝に積もった雪の様に見え、名付けられた。
小さく可憐な白い花にちなんで「愛らしさ」という花言葉もある。
そして色々園芸種が誕生している。その中で。。。!!
フジノピンクと呼ばれる種がある。花弁の外側が薄っすらピンク色。
蕾は濃いピンク色だが、花が開くと徐々に内側が白へと変化していく。
「紅花ユキヤナギ」「フジノピンキー」等の名称で売られている。
散歩の途中で観たユキヤナギの枝にポツポツと顔をみせる花々。
斥候の如く咲き始めたユキヤナギの花、小さいが楚々としていた。
里山の目の届かない場所のユキヤナギの花、植栽されたものだろうか?
多分、自然植生では無い。が、土地潜在能力に合わせたものか。。。!
「2020/01/08・泉の森、自宅裏」