《尖ったデジカメ+交換レンズ!!》
尖ったデジカメ、SIGMA。“Foveon X3ダイレクトイメージセンサー”搭載。
そんな仕様のデジカメが、再来年には販売される!?!夢膨らみ期待大。
他方、撮影ごころを擽る・懐古的(私的)デジカメも発売された。
「ライカM10モノクローム」は、高価過ぎて手がでないのだが、
国産でも惹きつけて止まない、フジフィルムのX-Proシリーズ。
ファインダーを覗くと、レンジファインダーの世界そのものだ。
デジカメ時代に、フィルムカメラ時代のようなアナログ的操作感覚。
往古のレンジファインダースタイル。他メーカー製には無い特徴。
そのX-Proシリーズも3世代目を迎え、フィルム感覚の幅が広がった。
通常のデジタルカメラに反し、背面の液晶が内向きに付けられており、
手で蓋を下側にチルトさせないと液晶画面が現れない仕様!?!。
而して、フィルムシミュレーションの「クラシッククローム」等々。
画像に魅せる磨き上げられた“バイク”を見ると唸ってしまう。
「クラシックネガ」なる新フィルムシミュレーション、驚きだ。
他にも面白いミュレーションが用意され、フィルム選びを思い出す。
テクノロジーが詰った、本質が余りにも強く表れる稀有なカメラ。
『X-Pro3』は、デジカメとフィルムカメラの良所を兼ね備えたカメラだ。
* * * * *
『X-Pro3』にしっくりと組み合うレンズも見える。
あのライカ用に開発されたレンズ群だ。日本製であることも凄い!!
色々な技を学ばないと真価を引き出せない。真摯に向き合わないと!
植物撮影に適したレンズ群だが、誤魔化しが効かず強く集中する。
カメラ自体が微調整してくれない、全て撮り手の使い方次第だ。
アナログ的だが、デジタル対応の最新光学設計も施されたレンズ。
Voigtländer の広角レンズ群は、とんでもなく個性的だが引き込まれる。
外観は、クラシカルでも美しいスタイリング。懐古的ではない。
古典的レンズを最新技術で再構築し現代レンズにない独特の描写力。
機械よりも人間の能力を発揮しないと!!なんとも楽しい。
デジカメワイドレンズ特有の撮像素子構造に起因する周辺部の色被り。
これを解消すべくセンサーへの入射光線角度を最適化する光学設計。
絞り開放状態から画面隅々までコントラスト、解像力に優れる。
深み、美しさ表現が素晴らしい。 パンフォーカス撮影である。
被写界深度が非常に深い、つまりはピントの合う範囲が広いのだ。
使ってみた15mm、35mm、75mmレンズ、皆暴れん坊だ。
昔を思い出す。15mmをマニュアルフォーカスで2mの位置に合わる。
開放値F4,5にセットすると約0.9m~∞までピントが合ってしまう!!
F8に設定、1mの位置に合わせれば約0.5m~∞までピントが合ってしまう。
高精度レンジファインダー連動機構、被写界深度をしっかりと活用できる。
このような事を撮り手の感性で使いこなす。カメラ・撮り手のコラボだ。
脳の活用、爺には大きな+で一石二鳥だ。その上でのコンパクトレンズ。
初心を以って、植物撮影に臨みたい。密かに訓練を始めた^^)。
今年の紫陽花行脚でお披露目出来るか??(手腕が問題だ??)
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CIPA、一般社団法人カメラ映像機器工業会は、
新型コロナウイルスに対する安全確保を第一に考え、
2月27日からのパシフィコ横浜で開催を予定していた、
CP+2020の開催中止を発表した。仕方あるまいなぁ~~。
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