オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草);
在来種の ミミナグサ と違い、ヨーロッパ原産の帰化植物。
どこでも見れるおなじみの野草。 ハコベやウシハコベ の花と良く似る。
日当たりの良い場所で良く見られる。全体に毛が多く、茎の上部に腺毛が多い。
葉は、対生し葉の両面に毛が密生する。花弁は、白色5個で、先が2裂する。
萼片は、花弁とほぼ同長、腺毛が密生して粘る。
小梗(花につく柄)は、萼より短く花が密集する。
在来種のミミナグサは、小梗が萼より長く花が垂れ下がり、萼片は花弁と殆ど同長。
園芸品種のセイヨウミミナグサは、葉幅が細く花も大きく花弁が萼片の1.5~2.5倍。