日本全国・各地に郷土料理的な料理が多く紹介されるようになった。
各地の料理がよく紹介され、其々が個性的で多様ってすごくないか!!
我が住む神奈川県での庶民的美食には、賄い料理感がある。
年間を通してあるのが、“江ノ島丼”⇔身近なので頭にでてくる。
“江ノ島丼”がいつ頃より言われているかは分からない。
江ノ島丼は、サザエを用いた丼だが子供の頃は、サザエ丼と聞いた。
今のように橋を通って江ノ島に行くのではなく、船で江ノ島に渡った記憶がある。
犬の散歩で片瀬迄行き大潮の5月初めは、歩いて江ノ島に渡ったものだ。
小学生の頃の事。我が母は、サザエ丼を食べさせてくれるのが常だった。
又、今の季節には江ノ島灯台から夕暮れダイヤモンド富士を観に行ったものだ。
所で、サザエ丼(江ノ島丼)のサザエが江ノ島周辺で採れなくなり姿を消していた。
それが、昨今またサザエ丼が復活したと聞いた、江ノ島丼という名前で!!
甘めの出汁で煮込んだサザエの身を刻み卵と玉ねぎで綴じた丼料理。
それを食べに行くと、、!! そして食後の感想は、思い出の味だった。
思い出の味と云えば梅雨時・・初夏、神奈川辺りでは“とこぶし”の旬。
そのトコブシを使っての炊き込みご飯(僕らは混ぜご飯と呼んだ)があった。
三浦半島・・相模湾側周辺で漁師の賄い料理として、また家庭の食卓を飾った。
最近、一般家庭では余り聞かないが、我が幼少期では最高のご飯であった。
今年は、試して見ようとおもう!!
「令和参年(皇紀2681年)4月03日、記」
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