イヌゴマ(犬胡麻) ;
茎がシソ科特有の四角形。茎の角に下向きのとげが生えている。
葉は対生し三角状披針形、表面にシワがあり、縁に低い鋸歯があり、基部は切形。
葉裏の脈上には短いとげがある。茎上部の葉には葉柄がないが中部以下には葉柄がある。
茎高50㎝位で茎頂に薄いピンク色の花が輪になって何段かの仮輪の花序をつける。
花冠は、淡紅色の唇形、上唇は裂けず先が丸く、下唇は3裂して紅紫色の細点がある。
雄蕊4個と雌蕊1個は上唇に沿う。萼は緑色~赤褐色、先が5裂し、先端が刺状に尖る。
果実がゴマの実に似ているのに食べられないので、イヌゴマという名が付いた。
「令和参年(皇紀2681年)7月15日、記」