《眼福(183)“野に咲く夏の花!?!”❖21-219❖》

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フジカンゾウ(藤甘草) マメ科... フジカンゾウ(藤甘草) マメ科(Fabaceae)
学名:Desmodium oldhamii Oliv.
Hylodesmum oldhamii (Oliv.) H.Ohashi et R.R.Mill





《森の小花”藤甘草”筑波山麓❖’21/08/05❖》
フジカンゾウ(藤甘草);
和名は、葉が漢方に云うカンゾウ(甘草) 、花が フジ に似ることからに由。
遠目には ヌスビトハギやアレチヌスビトハギと酷似だが、茎高は1mを超え葉も大きい。
葉は互生し奇数羽状複葉。小葉は5~7枚、長楕円形で先が尖り基部は楔形。
葉脈は葉の縁まで届く。葉柄は長さ4~6㎝。茎頂と上部の葉腋に総状花序を出し、
蝶形花を多数つける。長い花序は40㎝程度までになる。
花は淡紅紫色(ピンク)、花冠は長さ7~8㎜。花柄は長さ4~6㎜。
ヌスビトハギは葉が3出複葉、花が小さい。
マルバヌスビトハギは小葉が丸く、小葉の幅が中央より先で最も広い。
ヤブハギは葉が茎の1箇所に集中する。オオバヌスビトハギは葉脈が縁まで届かない。
帰化種のアレチヌスビトハギは葉の幅が狭く、葉脈が縁まで届かない。又、花が大きい。
*         *         *
訪問先での旨い・美味な和食を頂く前に散歩、筑波山麓へ。。。!
四季折々に訪れる山道だが、年々、開花が早まっていると感じる植物たち。
これは気候変動が故か??見たかった花々が見られない。
福王草も早すぎたのか見つけられなかった。最も以前見た場所周辺のみだが。
それにしても自生の花の中に自然交配したのでは??と思う花が増えたって感じる。
「令和参年(皇紀2681年)8月6日、記」



#植物

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