イヌショウマ(犬升麻) ;
ショウマと名前の付く種類は多いが、単にショウマというと サラシナショウマ のことを指す。
サラシナショウマが薬用になるのと比べ、役立たないのでイヌショウマと名前が付いた。
茎葉はなく、根生葉は1~2回3出複葉、葉裏の脈に縮れた短毛が開出する。
葉柄は長く30㎝を超える事もある。小葉は、掌状に切込み縁には不ぞろいの鋸歯がある。
蕾は丸く、淡紅色を帯び、花は直径約4㎜、白色~ピンク、無柄、長い穂状花序に多数つく。
雄蕊は多数つき白色で長くて目立つ。
若葉を茹で食用にするサラシナショウマと異なるのでイヌショウマとなった由。
令和参年(皇紀2681年)9月26日、記」