《“泉の森“今” ❖2023/5/28❖》
春先に見た黄色い花々が終わり、野草仲間もちょっと休憩。森の中は、緑一色。
草木の葉が自己主張し始め、森林浴一杯の感が強い。眼や指を休めるのにちょうど良い。
4月に顔を見せるムサシアブミがまだ健気に姿を見せているのには驚いた!!
§ § §
ムサシアブミ(武蔵鐙);
横から見ると馬具のアブミ(鐙)のつま先囲い部分に似ているのが和名由来。
アブミに似た部分名を正式には、仏炎苞と呼ぶ。草丈は、30cm前後。
葉は2枚、小葉は3枚。小葉幅は広く、長さ20㎝前後。葉柄は高さ20cm前後。
葉柄の間から葉よりやや低い花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は、暗紫色か緑色と変化があり白い筋がある。筒部は長さ5cm前後。
口辺部は耳状に張り出し舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は白い棒状。
仏縁苞中に肉垂花序があるが、苞が縁両側横に張り出すので肉垂花序は見えない。
肉穂花序(にくすいかじょ:多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生する)、
仏炎苞(ぶつえんほう)共々難しい名称だ。
「仏炎苞」とは、形が仏像の背後にある仏炎に似ているためだとか。
現代では、武蔵の国と言ってもピンと来ない。
おまけに「武蔵国」関東地方では、ムサシアブミは余り見かけなくなった。
この泉の森では、最近、見かけるようになった。
花の姿は、運よく先般見る機会を持てた。
開花~花後、時間がたっているのだろう。羽毛状の花柱が見えた。
ハナイカダ(花筏);
葉の真ん中に花が咲く。若葉をテンプラ等で食べる。結構いける。
雌雄別株で直径5㎜位の淡緑色の花を中央付近の葉の主脈上につける。
花から葉身の基部までの葉の主脈が太く、花柄が葉脈と合着したもの。
雌花は1個、雄花は数個、花弁は3~4枚。今年は、花を見れなかった。
ハナウド(花独活) ;
茎は直立し太くて中空、まばらに長毛が生える。
葉は3出複葉~羽状複葉。小葉は浅裂し、先が尖り、鋸歯がある。
葉面にも柔らかい毛が生え、葉柄の基部は大きな鞘になる。
茎頂の大きく広がった花序(白花)を多数つけ、花序の柄は20~30本。
花は内側より外側の花弁の方が大きく外側花弁が最大で先が2深裂(特徴)。
花後の果実は倒卵形、2個の平たい分果が合わさっている。
背隆起線は糸状で目立たず、両側は翼状に広がっている。
令和伍年(皇紀2683年)5月30日、記」
春先に見た黄色い花々が終わり、野草仲間もちょっと休憩。森の中は、緑一色。
草木の葉が自己主張し始め、森林浴一杯の感が強い。眼や指を休めるのにちょうど良い。
4月に顔を見せるムサシアブミがまだ健気に姿を見せているのには驚いた!!
§ § §
ムサシアブミ(武蔵鐙);
横から見ると馬具のアブミ(鐙)のつま先囲い部分に似ているのが和名由来。
アブミに似た部分名を正式には、仏炎苞と呼ぶ。草丈は、30cm前後。
葉は2枚、小葉は3枚。小葉幅は広く、長さ20㎝前後。葉柄は高さ20cm前後。
葉柄の間から葉よりやや低い花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は、暗紫色か緑色と変化があり白い筋がある。筒部は長さ5cm前後。
口辺部は耳状に張り出し舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は白い棒状。
仏縁苞中に肉垂花序があるが、苞が縁両側横に張り出すので肉垂花序は見えない。
肉穂花序(にくすいかじょ:多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生する)、
仏炎苞(ぶつえんほう)共々難しい名称だ。
「仏炎苞」とは、形が仏像の背後にある仏炎に似ているためだとか。
現代では、武蔵の国と言ってもピンと来ない。
おまけに「武蔵国」関東地方では、ムサシアブミは余り見かけなくなった。
この泉の森では、最近、見かけるようになった。
花の姿は、運よく先般見る機会を持てた。
開花~花後、時間がたっているのだろう。羽毛状の花柱が見えた。
ハナイカダ(花筏);
葉の真ん中に花が咲く。若葉をテンプラ等で食べる。結構いける。
雌雄別株で直径5㎜位の淡緑色の花を中央付近の葉の主脈上につける。
花から葉身の基部までの葉の主脈が太く、花柄が葉脈と合着したもの。
雌花は1個、雄花は数個、花弁は3~4枚。今年は、花を見れなかった。
ハナウド(花独活) ;
茎は直立し太くて中空、まばらに長毛が生える。
葉は3出複葉~羽状複葉。小葉は浅裂し、先が尖り、鋸歯がある。
葉面にも柔らかい毛が生え、葉柄の基部は大きな鞘になる。
茎頂の大きく広がった花序(白花)を多数つけ、花序の柄は20~30本。
花は内側より外側の花弁の方が大きく外側花弁が最大で先が2深裂(特徴)。
花後の果実は倒卵形、2個の平たい分果が合わさっている。
背隆起線は糸状で目立たず、両側は翼状に広がっている。
令和伍年(皇紀2683年)5月30日、記」