《 雅羅・/・〝備忘録  24-48〟❖ ’24-309 ❖ 》

シラタマホシグサ(白玉星草)ホ... シラタマホシグサ(白玉星草)ホシクサ科(Eriocaulaceae)ホシクサ属
学名:Eriocaulon nudicuspe Maxim.
静岡、愛知、岐阜、三重県に自生... 静岡、愛知、岐阜、三重県に自生、東海地方の湿地花を代表する花の1つ。
しかし、今や低湿地植物として、減少している高さ20~40cmの1年草。
葉は長さ14~20㎝、幅1~3㎜での線形で先は針状に尖る。
花茎は明瞭な4肋があり、細長く直立できるようにねじれている。
8~10月、 茎頂に直径6~8mmの白色の球形頭花を1個つける。
雄花と雌花が混生する。
雄花は萼も苞状であり、萼や苞の上部に白色の太い短毛が密生する。
花弁3個、白色の短毛が上部にある。雄蕊6個、葯は黒色。
雌花は基部に長毛があり、萼や苞の上部に短毛が密生する。
子房は3室で、3個の種子が出来る。柱頭も3分岐。


《 楽しげな野草〝白玉星草〟》
※ 以上3画像は、総て借り物 ... ※ 以上3画像は、総て借り物 ※

全国には、地域にのみ生育している野草が色々いる。
現代社会では、園芸種としてそんな希少種も身近で見れる。
我が両親は、全国に旅し100種もの自生種を収集していた。
現地に訪れ、許可を得て自宅の温室等で観察していた。
後に、記録と生きた草本を専門家に総て委ねた。
今にして見れば、賢明な処置だったと思う。
十数種も自生地が絶滅してしまったものがあった。
時折、そんな植物に会いに行くのが楽しみである。
〝白玉星草〟も我が家に到来した草本の一つであった。


「令和陸年(皇紀2684年)11月04日」
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