《 雅羅・/・〝備忘録  24-55〟❖ ’24-326 ❖ 》

※ 春咲きセンボンヤリ ※画像... ※ 春咲きセンボンヤリ ※画像は借り物。
センボンヤリ(千本槍)  キク科(Asteraceae) 
学名:Leibnitzia anandria (L.) Nakai
別名:ムラサキタンポポ(紫蒲公英)
※ 秋咲きセンボンヤリ ※画像... ※ 秋咲きセンボンヤリ ※画像は借り物。

センボンヤリ(千本槍);多年草
日本全土の山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える。
葉は根もとに集まってロゼット状になる。
春の葉は卵形で、縁には欠刻があり、裏面には白いクモ毛が密生する。
秋の葉は長さ10〜16cm、幅3〜4cmの倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。
頭花にも2型ある。
春の花は直径約1.5cmで、高さ5〜15cmの花茎の先に1個つく。
頭花はまわりに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、
中心部に筒状花がある。
夏から秋には高さ30〜60cmの花茎をのばし、先端に閉鎖花を1個つける。
閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、
長さ約1.5cmの総苞に包まれたまま実る。
そう果は長さ約6mm。冠毛は淡褐色で長さ約1cm。
花期は4〜6月、9〜11月。(野に咲く花)


《  私的未見の花・魅せる花〝千本槍〟》
**  神奈川県植物誌  **... **  神奈川県植物誌  **
[Ⅰ.センボンヤリ亜科 Subfam. Mutisioideae]
(亜科の解説と属への検索表:勝山輝男)
キク科の初期に分化したグループの大部分は南アメリカに産するが,
本亜科のみが日本に産する.
南アメリカを中心に約 46 属がある.
日本にはセンボンヤリとノブキの 2 属 2 種のみがある.
A.頭花の中心の筒状花は 2 唇形の花冠をもつ................... 1.センボンヤリ属
1.センボンヤリ属 Leibnitzia Cass.(佐々木あや子,『神植誌 01』:大場達之,図:佐々木あや子)
多年草.葉は根生しロゼット状.
頭花は長い柄の先に単生し,春に咲くものは舌状花があり,
夏から秋に出る花は閉鎖花で,筒状花のみからなる.
葉は頭大羽状(ダイコン状).総苞は管状.花床は平坦で浅い穴がある.
小花は2 唇形.痩果は偏平で,短毛があり,多数の冠毛がある.
東アジア~ヒマラヤと北アメリカに 6 種があり,日本には 1 種のみがある.
(1)センボンヤリ Leibnitzia anandria (L.) Turcz.
春に咲く舌状花は白色で下面は紅色を帯びるためムラサキタンポポの名もある.
葉にはクモ毛があり,下面には密生して白く見える.
また秋の閉鎖花は長く伸ばした花茎の先につく.
北海道,本州,四国,九州;東アジアの東北部に分布.
シイ・カシ帯~ハイマツ帯に分布.
乾いた林,草原,崩壊地周辺などに生える.冲積地には見られない.

日本の各地で見られる野草のようだが、神奈川県内では東側地域では見かけない。
春・秋と二度開花するようだ。秋に咲く花は、特徴的に由。
秋の花茎、その姿を千本の槍に見立てたとか。
センボンヤリの春花は、黄色い管状花。一見するとタンポポ!!
それ故に、ムラサキタンポポと別名する由。
名前の由来となっている秋の花は、花が開かずに実ができる閉鎖花。
実際に観察したい千本槍。詳しい解説は下記を参考にされるといい。
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