《襍樹・/・古往今来60》山吹(弐)

桜の季節の頃に開花する「山吹」(遅すぎる掲載だが)。
咲き誇る姿もよろしいが、蕾、咲きかけがいい。

《襍樹・/・古往今来19》に載せた花だが、
写真を整理していたら、蕾が。。。!
再度アップシてみた。
「面影草」私的に思い出した事もあって。
落葉低木で高さ1-1.5m。目線的に良い高さだ。
挿し木や株分けで手軽に増やせる。
庭に咲く風情もおつなものだ。
名前の由来:山の斜面に群生するヤマブキが風でゆれる姿、
それを「山ぶり」といったのだとか、
途に変化して「山吹」になったと言われている。

5月29日誌「4/13大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来59》!?!分からない花名。


里山を見て回って分からない花名に出会うと・・・。
しばし佇むも一向に分からない。
わからないだけに印象深く可愛い。小さな花だが。。。
野の生け花!!

5月28日誌「5/25大和市・泉の森」

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《襍草・/・古往今来58》采配蘭


サイハイラン(采配蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cremastra appendiculata
Syn.Cremastra variabilis (Blume) Nakai

泉の森を散策していて春のラン科植物は、終わりか?
と思いながら歩いていると林縁・林床と。。。!
2箇所でサイハイランと出会った。
森の散策路、アチラコチラでキツリフネの軍団が観られる。
そんな中で、結構地味に・・・俯いて花を咲かせる姿。
健気・・健気、感謝しながら対話させてもらった。
 
5月27日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来57》黄釣船


キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科(Balsaminaceae)
学名:Impatiens noli-tangere

この時期、泉の森は、この「キツリフネ」で賑わう。
風に揺れてる風情は趣があるが、結構群生している。
だが、気をつけないと見過ごしてしまう。
葉の下側に隠れるように咲いているから。
幼児が見つけても、親は葉っぱしか見えず通りすぎてしまう。
子供目線。。。!

5月26日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来56》芹葉飛燕草

セリバヒエンソウ・・プロフィール

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Delphinium anthriscifolium

先日見かけた場所は、囲いの中で1輪が見えただけだった。
(時期が遅かったようだ)
撮影位置が限られ特徴ある姿が見えない。
2枚目の画像は、以前のもの。

名前は、葉がセリの葉に花がツバメの姿に似ているから??
明治時代に入ってきた中国原産の帰化植物。

この植物は、「小石川植物園」から逸出したと言われている。
現、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)。
歴史は古く、1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」が遠い前身。
明治10年、東京大学が設立され附属植物園となり一般にも公開されてきた。
この「芹葉飛燕草」現在首都圏でしか自生は確認されていない。

5月25日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍木草・/・古往今来55》半鐘蔓のその後

こんな場所に佇むと、森の奥深くに居る錯覚に陥る。
「森林浴・緑浴」
人々の声が聞こえる場所だが、高木の緑に隠れて、薄暗い。
綿毛が飛ぶと・・・種子が顔を出すが・・・どこ!?!
ハンショウズルの「綿帽子」(果実)、花姿からは想像もできない。
が、 センニンソウやボタンヅルの仲間、 テッセンもそっくりだ。

4月30日誌に半鐘蔓を掲載した。
植物愛好者でなければ通らない蜘蛛の巣を避けながらの道。
そこは雑木林の奥深い所ではない。
5メートルと離れていない所に散策路が通り、人通りも結構ある。
樹々で隠され、死角にひっそりと姿をみせる半鐘蔓。
おおよそ1ヶ月間に数度、拝しに行った。

社寺林、里山等と称されているが、かつては、生活地と里山の間に草地があった。
それが自然植物社会であり動物社会との共存環境だ。
動物が人間生活地に下りてくる、自然環境を考慮せず開発したのは、人間の業である。

東北震災後の復旧でこうした自然環境を取り戻すべく努力・方向性を目指せる期で在ると思う。
防波堤には自然な樹木を用いるのが、木の文化を象徴する日本的処置ではあるまいか!!


5月24日誌「4/29~5/23大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来54》春雪ノ下。


ハルユキノシタ(春雪の下) ユキノシタ科(Saxifragaceae)
学名:Saxifraga nipponica
先日、泉の森でハルユキノシタと思える花を見かけた。
近寄れないのと、葉が確認できなかったのだが??
普段この花を見るとき、特長ある小さな花に目が向いてしまう。
更には小さな花であることで、花弁を仔細に觀察することはないだろう。
だが、2種類あって、「ユキノシタ」「ハルユキノシタ」とある。
ユキノシタとハルユキノシタの見分け方は、幾通りかあるが、
ここでは単に雪ノ下としておこう。春先に咲くからハルユキノシタ!!
だが昨今の開花を見ると名称が不自然、改名しないといけないかもしれない!?!
ちょっと詳しくは、こちらでm(._.)m(^з^)

5月23日誌「5/18大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来53》紫詰草

ムラサキツメクサ(紫詰草) マメ科(Fabaceae)
学名:Trifolium pratense
別名:アカツメクサ(赤詰草)レッドクローバー。
クローバー(シロツメグサ)の赤花種としてレッドクローバーでお馴染みの帰化植物。
牧草として渡来されたヨーロッパ原産植物。今では各地でいたる所で繁殖してる。
葉の表面に八字状の白い斑紋は、見方によってはVに見えて誇らしげだ!?!
ムラサキツメクサの中にシロツメクサと思える花を見ることがある。
よくよく見るとムラサキツメクサの白花であったりする。
この変異が固定され園芸種として販売されているようだ。
セッカツメクサ(雪華詰草)とか、シロバナアカツメクサ(白花赤詰草)等と称して。
学名: Trifolium pratense f. albiflorum
シロツメクサとの違いは、花の下に葉が有り花序径が少し大きいのがセッカツメクサ。
シロツメクサは、江戸時代に和蘭からガラス等の荷物の隙間の詰め物として渡来したとも云われる。
現在は、家畜の栄養に良い飼料でもあるらしい。

5月22日誌「5/18大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来52》麗晃!?!

松葉菊・・・!

レイコウ(麗晃)こんな園芸種名を見たことおありだろう。
園芸店等では、耐寒マツバギク、レイコウ、花あかりと言った名称で販売されてる由。
多年草で、南アフリカ原産の帰化植物。園芸上では、耐寒マツバギク。
学名:Delosperma cooperi、ハマミズナ科(Aizoaceae・ツルナ科) デロスペルマ属。

我々は、マツバギク(学名:Lampranthus spectabilis)ランプランツス属と思っていた。
このLampranthus spectabilisは耐寒性がない。別名、サボテンギク(仙人掌菊)。

日本では、この2属を総称して「マツバギク(松葉菊)」と呼び、とてもわかりづらい。
普段目にするのは、デロスペルマ属のマツバギク「レイコウ」という品種らしい、。
デロスペルマ属は南アフリカ・大地溝帯に分布。

泉の森の植物を紹介しているサイトでは、「ランプランツス属と紹介してるようだ。
松葉菊に間違いないのだが、目の前の花はどちらか??とへそ曲がり爺は!!
觀察(悩み!?!)の楽しみが1つ増えた。

5月21日誌「5/17大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来51》虫取り撫子&酸漿

画像1
画像2
画像3


身近な里山の中に古民家(農家)を移築して公開している(画像1)。
庭先に若樹が植裁され、枝・葉だけでは木名を特定できず幾度も訪ねていた。
経過觀察するのも愉しいものである。だが花を見ても未だ木名特定が出来ない。
最後、種子(実)を観て判断するか、と再三眺めていて先日、木名が分かった。
ほっとすると、周りに目が行く。少し離れた所に紫色の花が・・・!(画像2).
ムシトリナデシコ(虫取り撫子) ナデシコ科(Caryophyllaceae)
学名:Silene armeria
自然発生だとしたらすごいことだが、植えられたのだろう??
脇にホウズキの白い花も見えて。。。楽しかった(画像3)。
[f:id:redhupa:20140527170230j:image]
ホオズキ(酸漿・鬼灯) ナス科(Solanaceae)
学名:Hozukius emblemarius
別名: ホウズキ


5月20日誌「5/17大和市・泉の森」
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