《襍・/・画 “梅雨(3)”  ❖’23-56》

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上2画像 奄美大島 鶴蘭自生地。
ツルラン(鶴蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名: Calanthe triplicata (Willem.) Ames


2023年6月20日。ネジバナ 自宅。


《梅雨期の植物(3)”思い出の野草・鶴蘭” 》
ツルラン(鶴蘭)は、夏に沖縄や奄美でひっそりとだが魅せ自生する植物。
幅広の葉の中からすらっとした花茎を伸ばし白いラン形花冠の花を多数つける。
その姿は、見た人でないと実感できないほどにつつましく、静かである。
広葉樹林下の林床に自生、群生する。
夏に咲くエビネ属、夏エビネとも呼ばれる。
そんな鶴蘭が植生環境の劣化で減少、環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定された。
日本では、九州南部、南西諸島に自生している山野草でエビネ属の1種。
一般的なエビネは春に開花するが、ツルランは夏に開花するエビネの仲間。
草丈40~80cm。葉は、3~6枚、葉身は狭長楕円形~倒卵状長楕円形。
葉先は急鋭尖頭、基部は短い柄となり、濃青緑色で裏面に短毛がある。
花は茎頂に20~40個つき、花冠は白色。
萼片は倒卵形で開出し、側花弁は萼片と同長で少し幅が狭い。
唇弁は斜上し萼片より長く基部から3裂し中央裂片は更に2分裂する。
大の字形になり、唇弁基部に黄色か紅色の3条の隆起がある。 
§      §      §
沖縄返還が実現できて半世紀を持つ。
今の沖縄の実情を傍観してると???
思想・・政治的背景は、さておき隣国の情勢に危機感をもつ。
自国の安全保障は、他力ではなく自己防衛して頂きたい。
と思うが!!異国での紛争を聞くにつけ、明日は我が身って心配だ。
それにしても、、、国難を問わず居る報道機関にも危機感をもつ。
一老人のぼやきだが、孫たちが安寧な生活を過ごせることを祈ってやまない。
少子化時代と言われるが、子供を増やせ!!と短絡でよいのか??って思う。
今日は、我が母の祥月命日。
母が好んで見ていた捩花が、天に向かって花咲いている。
感慨は色々である。

「令和伍年(皇紀2683年)6月20日、記」
 

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