サービスもバリュー・プロポジションの1つです。
バリュー・プロポジションという言葉を知っていますか?
これはお客様が、貴方の会社を選ぶ場合に何に価値があると考えているかということです。他社と比べて何が優れているのかということを明確にすることでお客様に適切な情報を提供することができます。
最も分かりやすいバリュー・プロポジションは、価格です。同じものを売っているのであれば、誰よりも安いと言うのは当然お客様にとって価値があります。次に分かりやすいバリュー・プロポジションが製品です。誰よりも良いモノを作っているというのは価値があることなのです。ですが製品をバリュー・プロポジションとして扱えるのは、製品のメーカーである必要があります。最後にバリュー・プロポジションとして注目したいのがサービスです。
同じ商品の価格が少し高くても、サービスの良い会社からモノを買いたい。これ自体も立派なバリュー・プロポジションなのです。皆様の会社のバリュー・プロポジションは何なのでしょうか?
Web サイトや SNS ではバリュー・プロポジションを分かりやすく説明するようにしましょう。ご意見・ご質問がありましたら http://www.uchikura.co からご連絡をお願いします。
今まですべてのソフトウェア開発を自社内で行ってきました。しかしコスト面で益々ソフトウェアの開発が難しくなる今、オフショアでのソフトウェア開発のオプションを考えて、実際に業務に関係ない小さなプロジェクトをオフショアの開発会社(インドに会社はあります)に委託してみることにしました。
プロジェクトは簡単な iPhone App を作って、それに機能を加えて製品にしようというものです。最初に作ったのが、iPhone で写真を撮ると言うソフトウェアでした。これにかかった費用は $85 という価格。納品はソースコードで行われました。これに関してはほとんど問題なく開発は1日で完成しました。
その後に撮影した写真をクロップ、ブライトネスの変換、コントラストの変換などを加えてみました。これには $85 だったと思います。でも完成したものは非常に使いづらいもので、追加の費用はなかったのですが、完成までに随分時間がかかりました。その次に行ったのが、写真をメールするという機能ですが、これがまたクロップとの相性があわない問題が生まれてきました。
なんやかんやでもう3ヶ月もやっているのですが、完成した商品にはならないと思います。その原因は私にあると思います。オフショア開発をする場合、何を作りたいというだけではいけないのです。完全な仕様書をつくり、それに 100% 合わせて作らせる必要があります。そして、納品物は丹念にテストをしなければいけません。コスト的には今の時点で $500 ほどしか使っていません。これは多分自社で開発する 1/10 ~ 1/15 の費用だと思います。
そのままで売れる商品をオフショアで完成させることは非常に難しいと思います。多分オフショアは、パーツのコーディングに使うのが良いのかもしれません。私のように開発者の常識に任せたいタイプの人間としては非常に難しいことだと判断しました。
Time is Money
Make Your Website Easy to Read and Navigate
ビジターがホームページに来てから、そのメージに必要な物が見つかるか、見つからないかという判断をするためにどのくらいの時間があると思いますか。これを読んでいる皆さんもこの情報が役にたつか、たたないかを判断していますよね。それに必要な時間はどのくらいでしょうか?
正確には人によって違うのですが、ホームページのバウンス時間をみれば想像することができます。バウンスとは、ビジターがホームページに到着してからすぐに出てゆくことを言います。ユーザーがホームページに来てからバウンスするまでに必要な時間を考えると、その時間の間にユーザはそのホームページに必要な情報無いことを判断するのに使った時間です。
バウンスは、一般的に6秒から10秒の間に起こります。そう、貴方のホームページにビジターが残るか出て行くかの判断は10秒以内に起こるのです。と言うことは、10秒以内に必要な情報があることをビジターに伝えないと行けないのです。ですから、ホームページを作るときには次のことに注意が必要です。
(1)多くの情報がないこと。できれば1つにフォーカスをまとめます。沢山の違った分野の情報がある場合は、複数のホームページを作るように考えましょう。
(2)メニューや画面が見やすく使いやすいこと。沢山の文字を書くとユーザーはページ内を探さないといけません。探している間に10秒が過ぎでしまいます。
(3)大きな文字や絵・写真を使って見て欲しいところに注目がゆくように設計しましょう。短時間にこのページの目的を表示して、ユーザーが混乱を起こさないようにします。
今日はここまでの話にしておきます。ホームページの作り方に関してご質問・ご意見がありましたら、いつでも連絡してください。連絡は、ホームページから
http://www.uchikura.co
会社のトップに経営者がいる。経営者は、毎日決められた仕事があるわけでもなく、好き勝手なことをして文句ばかりを言っているような存在で、しかも誰よりも高い給料をもらっている。「いったい何のために経営者はいるのだろうか?」なんて考えたことはありませんか。
はっきり言って毎日の業務を考えれば、経営者の存在は不要です。経営者は、今から何をするかということを考える時と、何か問題が起こった時のために居るのです。私は会社の経営をしてもうすぐ30年になります。私の考え方は会社のスタッフとは違っていると思います。
例えば、経営者として決断をしなければいけない時があります。この時スタッフは、最善のシナリオを頭に入れて決断をしようとします。でも軽絵者としての私の頭にはいつも最悪のシナリオがあるのです。何が最悪のシナリオなのか、そして最悪起こった時に会社が対応できるか・他えられるか。それをいつも決断の時は考えています。
経営者は決断の時に手元にある情報を使って決断します。経営者が決断したら間違った決断でも、会社はその方向に進んでしまいます。そしてその責任は経営者に渡された情報が間違っていたとして経営者にあるのです。経営者が正しい決断をできるよう、スタッフはできるだけ正確な情報を経営者に伝えていただきたいものです。そして、経営者が正しい決断をした場合は、その判断のために必要な情報を渡したスタッフの手柄なんです。
経営者、誰でもがなれる(なりたい)わけではありませんが、孤独で面白い人種です。
こういうところにはあまり行かないのだが、数人の知り合いにも会えた。
盛況だった。
今日はワシントン州商務部(State of Washington Department of Commerce)の招待で Japan Seattle Innovation Meetup & Seminar 2.0 というイベントに傍聴参加させてもらった。日本からは、SoftBank, iSi Dentsu, Stat Mica, SMC, Hikari Tsushin, Value Added Japan という6社がシアトルに来て、面白いテクノロジーのライセンスや投資先を探している。それにたいしてシアトル側からは、 色々の会社がビジネスチャンスを求めてセミナーに参加していた。
面白い企画だ。これが2回目だが、これから四半期に一度このお見合い兼セミナーをして行こうと言うことらしい。日本にはまだまだ会社外の技術を求める大企業が多いようだ。また、米国にはビジネスチャンス&投資を求めるスタートアップが山程ある。面白いセミナーだった。
私が29年前に作った Pacific Software Publishing, Inc. は米国のソフトウェアを日本に販売する。また、英語ソフトウェアを日本語にローカリゼーションするビジネスから始まった。なんとなく懐かしい・デジャブの感覚で過ごした3時間だった。
2014年に PSPinc は、ワシントン大学から
社会貢献にたいして Minority Business of The Year の表彰をいただきました。
アメリカで会社を経営していると、企業の社会的責任、コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ(Corporate Social Responsibility)、と言う話になることがあります。日本ではどうなのかよくわかりませんが、社会貢献をしていると米国では、売上に繋がるのです。
もちろんいくら貢献しても誰も知らなければ意味が無いのですが、社会貢献をすることで認知度が高くなるとともに、お客様からの信頼も得ることができるのです。米国で会社経営をする場合、社会貢献も頭に入れておきたい項目です。
そっちに行っちゃだめ!
逆効果のパブリックリレーションズはしないで。
起こってしまった問題に対処する危機管理(英 Crisis Management)は、なにか問題が起こらないようにするリスク管理(英 Risk Management)とは違います。
問題が起こらないように考える会社は多いのですが、問題が起こった時にどのように処理するかという考えを持った会社は多くはありません。何かが起こった時、企業は・・・
(1)最初はだいたい否定します。
(2)問題があったかもしれないと、否定を取り消しますが問題は認めません。
(3)問題の肯定を抜かして、謝罪をします。
この流れが一般的で、これでは逆影響、社会の批判を集めることになります。それではどのように企業は対応すべきなのでしょうか。これは企業のパブリックリレーションズの力が問われる時です。こんな場合、どのように対応するか一緒に考えてみませんか?
ご意見、ご希望、お問い合わせは http://www.uchikura.co まで。
ブランディングとは何かというお話をしましたが、ブランディングとは社会がその組織や企業にたいしてつけるものです。ですから、自分で何を叫んでも、実質や風評がついてこなければ意味がありません。
ワシントン州シアトルには、Harbourview Medical Center という病院があります。1877年にできた病院ですが、現時点でワシントン州周辺5州で唯一のレベル1トラウマセンターとして非常に高い評価を受けています。火傷や事故、怪我や銃傷等の場合この病院にヘリコプターで患者は運ばれています。
この病院は言うまでもなく、誰もが知っていいるわけですが、他の病院のように広告をしているわけではありません。これがオーガニックなブランディングなんです。オーガニックとは、広告ではなく自然に生まれるという意味です。SEO や PPC を使って増やしたソーシャルメディアのフォロワーはオーガニックなフォロワーと違ってすぐに広告が終わると去ってしまいます。オーガニックなフォロワーにしてゆく努力が必要です。
広告ではない、オーガニックなマーケティング、ブランディングにご興味があればお問い合わせください。 http://www.uchikura.com
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