Search Bloguru posts

猫の揺りかご Blog

https://en.bloguru.com/catscradle

freespace

生きづらさの正体

thread
仕事は厳しい。
厳しすぎる。

けれど、時として、
それ相応の評価を得られる。

だけど、家庭に生きる女性にとっては、
それすら全くと言っていいほど得られない。

それどころか、

あなたは能力を活用しきれていないから、
社会に出て働きなさいと言われる。

もっと活躍できるはずだから、
もっと働けと言われる。

そして、いざ社会に出れば、
男性と同じレベルの仕事を求められる。

あるいは、誰でもできるような、
評価を非常に得にくいような仕事しか与えられない。

これで、どうやって輝けと言うのか。

「仕事はこういうもんだ」と、
「働くとはこういうもんだ」と、

ドヤ顔をする男性陣の中で、
必死にもがくしかない。

どんなに手いっぱいでも、
「言い訳」は許されない。

それが仕事というものだから。

疲れて仕事を終えて、家庭に戻っても、
今度は家事や育児という「仕事」が待っている。

けれど、それを「仕事」として
捉えてくれる人は少ない。

女性として、妻として、母として、
「当たり前」の「役割」。

父には、夫には、そこまで求められないのに、
妻に、母に求められることは多い。

それも、ごく当然であるかのように。

家事を手伝う夫。
育児を手伝う夫。

ああ、なんて素敵な男性なんだろう。

家事を手伝う妻。
育児を手伝う妻。

は?何様のつもり?

この風当たりの違い。

一人暮らしの男性は料理ができなくて当然で、
一人暮らしの女性は料理が得意で当然で。

男性並みに働くことを求められるのに、
女を捨ててはいけなくて。

その上、女は話が長いの何だのと。

私が名乗っただけで、
私が女性であるというだけで、

非常勤に間違われたことがある。
「あなたでいいの!?」って言われたことがある。

私じゃダメな根拠はなんだい?

私の仕事ぶりを評価する暇、
全くない状態のはずなんだけど。

それでも。
そんな状況であってもなお。

仕事の方がまだ、
真っ当な評価を得られる。

そう思ってしまえるほどに、
家庭における女性の地位は低い。

女性が家事や育児、
介護を行うことに対する

評価が低い。

男性が家事や育児をすれば、
プラスの評価になるのに、

女性が家事や育児をしても、

それは当然のことだから、
何の評価も得られない。

むしろ満足にできないと、
すぐにマイナスの評価につながる。

この状況下で、
さらに社会に出て働けと?

それも、猛烈に働けと?

そりゃあ、社会に出る女性の数は
なかなか増えないし、

増えれば増えたで、
婚姻率や出生率は下がりまくるよ。

やりがいなんてどうでもいいから、
幹部になんてなりたくないから、

家庭と両立できる仕事に就きたいと、
そう思う女性が増えるに決まってる。

それが許されないとすれば、
仕事に生きるしかないと腹を決めれば、

結婚や出産、育児とは遠ざかるに決まってる。

そんなことすら全く認識できない人たちが、
重要なことを決めているんだもの。

生きづらいに決まってるよね。

#雑記

People Who Wowed This Post

卵が先か、鶏が先か

thread
重要な意思決定の場に、
女性がいなすぎるから。

いつまで経っても、
女性が生きやすい社会にならない。

それはその通りだと思う。

だけど、じゃあ数を増やせば
それでいいのかというと、

そうでもなくて。

そもそも、どうしてなかなか
数が増えないのか。

そこに、問題の根本的原因がある。

だけど、それを解決するためには、

重要な意思決定の場に
女性がもっといなければいけないという、

限りなく皮肉めいた悪循環。

#雑記

People Who Wowed This Post

嘆きの声

thread
最近思う。
仕事って、なんて厳しいんだろうと。

そういうものだろうと言われれば、
その通りだけど。

だけど、これでは、
いつまで経っても、

女性の幹部なんて増えない。

男女が共に輝ける社会なんてできない。

LGBTQが生きやすい社会なんて、
夢のまた夢なんじゃないかな。

性自認がはっきりしている、

おそらくは過半数を
占めているだろう立場にいても、

こんなにも生きづらいのだもの。

だけど、私にはきっと、
この生き方しかできない。

「妻」としての立場は、
「母親」としての立場は、

別の女性に譲って、

自分は仕事に生きるルートを
選択するしかできない。

だけど、そうなると、

今度は自分が部下を持つ
立場になったときに、

部下に対してどう接すれば
いいのだろうな、と思う。

自分の生き方を、
他者に押し付けることはできないから。

私もそうなのだから、
私はそれしか選べなかったのだから、

おまえも同じように社畜になれと、
そんなことは言えない。

私には他の道を選べなかったからこそ、
選べる人間には、選んでほしい。

別のルートを歩んでほしい。

それすらも、難しいのだなと、
「母」である先輩を見て思う。

彼女には、「お母さん」でいてほしいのに。
子どもたちの「お母さん」でいてほしいのに。

仕事と家庭の両立で大変な中、
嫌な顔せずに、私のサポートもしていただいて、

本当に頭が下がる。

彼女の仕事ぶりに対して、確かにもう少し、
こういう部分を丁寧にやってくれたら、

後任は助かるのにと、思う部分はある。

彼女の至らない部分を指摘する
先輩男性の言い分はわかる。

だけど。

それはそこまで、
言われなければいけないことなのか。

そこまで求められなければいけないことなのか。

世の中、本当に難しい。





#動画探索 #雑記

People Who Wowed This Post

似て非なるもの

thread
「夜叉姫」に対して
私があれこれ書いていることと、

「天気の子」のレビューで書いたことが、
似通っているけど。

新海監督の方がまだ、
雰囲気抜群のミュージックビデオを作ってくれるから、

ずうっと見応えがある気がします。

あの人の場合は、裏設定がいろいろありすぎて、
それをチラ見させることにご執心で、

核心を描ききれていないように思える。

「本当はちゃんとあるんだよ!!」と
別の媒体使って言われたところで、

映画なら映画という媒体の中で
「見せて」くれないと、

「それはないと同じです」と
言わざるを得ない感じなんだけど。

夜叉姫の場合は、
本当に「ない」んだろうなぁと。

いきなり出てきた、
とわと理玖の逢瀬?も、

新海監督なら、

ばっちり雰囲気満点のミュージックビデオを
作ってくれると思うのよ。

けど、夜叉姫は、
それすらない感じなんだよな……。

もう、ほんと絶望的……。

#アニメ #レビュー #映画

People Who Wowed This Post

「謎」と「必然性」の問題

thread
夜叉姫の場合、

「謎」はあっても「必然性」がないんだよね。
「描けていない」ではなく、「ない」。

あるのは「都合」だけで、
だからこそ、怒りやもやもやが溢れてくる。

描き方云々の問題じゃないから、
もはや、どうしようもない……。


#アニメ #レビュー

People Who Wowed This Post

物語の真骨頂

thread
それは、「過程」だと思っている。
「謎」と「結果」を結ぶ「過程」。

大河「麒麟がくる」だって、

「家臣である光秀が
主君である信長を討つ」という結果は、

誰もがわかっていたことで。

「どうして?」という謎に迫るために、
1年以上、放送を見続けていたわけですよ。

信長こそが麒麟を呼び寄せる名君だと
思っていた光秀が、

本能寺の変に至る過程。

それこそが物語の核心で、

それを知りたくて、
視聴者はずっと放送を見ていたわけです。

レイアースだって、

最終回で衝撃の事実が
明かされるわけだけど、

「そうか!自分たちが倒すべき敵は
エメロード姫だったんだ!!
よし、じゃあ、倒すぞ!!えいっ!!
やったー!!これで世界は安泰だっ!!」

……じゃないわけですよ。

主人公たちが信じていた価値観が
一気に揺らぐ中で、

「敵」を倒さなければいけないという葛藤。

そもそも、どうして自分たちが
異世界セフィーロに召喚されたのか。

どうして自分たちじゃなければいけなかったのか。

そういえば、エメロード姫は、
ただの一度も、「自分を助けて」とは言わなかった。

そのことに気づいたときの衝撃。

それは、「今まで」の積み重ねでしか得られない。

起承転結の「承」をないがしろにしてたんじゃ、
得られない。

昔、タカマ二次小説「それは蛍のように」の
執筆に行き詰まった際、

非常に参考にさせてもらった
サイトさんがあります。

私に起承転結の大切さを教えてくれた
サイトさん。

文芸ナイフ_ドラマをつくる
http://pearldiver.blue.coocan.jp/knife/sousaku/2kishou.htm

ここに書かれている「『承』のポイント」が、
夜叉姫は全くできていないのよ。

犬かごや殺りんが出てくる過去話が
一番の盛り上がりで、

それ以外の迷走っぷりというか、
雑さ加減がひどすぎる……。

次回が最終回だというのに、
全然盛り上がらない。

そんで、「変化」がご都合主義どころか、
さっぱり理解できないんだよ……。

理由付けの「り」の字もないんだよね……。

おまけに、「伏線」が
伏線になっていないのよ……。

「こういうの見せとけば、
視聴者は食いついて来るんだろ……?」っていう、
使い捨ての道具にしかなっていなくて、

物語を構成する大事なパーツには
なっていないんだよ……。

適当に種まいて、
忘れた頃に芽吹いても、

それを踏みつけることしかしていない。

ってか、自分で何を撒いたか
完全に忘れてるし、

育てるつもりも摘み取るつもりも
ないだろ?っていうね。

伏線を張ること自体が
目的になってしまっていて、

物語が収束していく兆しが見えない。

「ハイっ!種まいたっ!何の種だと思う?
〇話で明らかにするから待っててね!!」

「お待たせしました!!朝顔の種でした!!
ちゃんちゃん♪」

ってのを、ひたすらあちこちで
繰り返されている感じ。

芽吹いていく過程が、
朝に花を咲かせ、昼には萎む過程が、

全く見えない。

丁寧に水をあげる過程が、
やがて新たな種を育む過程が、

全く見えない。

「答え合わせ」が大好きな、
最近の若者向けの作品かと思いきや、

「犬夜叉」を知らない世代には、

余計に理解不能な設定や
世界観になっているからね。

古参のファンを
ターゲットにしているようでいて、

それだとあまりにも
視聴者を舐めすぎだし、

新規ファンを獲得したいと
考えている割には、

説明がなさすぎる。

何をしたいんだか、
全くもってわからんわ。

これほどまでに「核心」がない作品も、
めずらしいと思うよ……。





#アニメ #レビュー #動画探索 #小説執筆

People Who Wowed This Post

遠い道の先で

thread
ここのところ度々、
「読者や視聴者を惹きつける『謎』って大事」ってことを書いているけど。

昨日の夜叉姫見て思った。
だからって、謎を量産すればそれでいいわけではないわ。

夜叉姫、ここまで来たら最終回まで見るけどさ。
その内容次第な部分はあるけどさ。

でも、最終回が相当な出来で挽回してくれない限り、
2期があっても見ないよ(苦笑)

どんなに「謎」が残されていても、ね。

増え続ける「謎」が、
ちっとも魅力的ではないんだもの。

示される「答え」が、
あまりにも安直なんだもの。

それこそまさに、
使い捨てレベルに謎が量産され、
雑な答えが中途半端に垂れ流されていくんだもの。

どうやらサンライズさんには、
「謎さえあれば、親世代をチラ見させとけば、
視聴者がついてくる」という謎の自信がおありのようだ……。

昔からのファンを繋ぎとめることも、
新規ファンを獲得することも、
失敗していることにお気づきか……?

前々記事の料理の例を引き合いに出すとしたら。

全く煮込むこともせずに、
次々と新たな食材に手を付けられても、

料理は美味しくならないどころか、
全く完成しないし、

客はついてきませんよ、ってことなんだよな。

しかも、次々と珍しい食材や調味料を出されて、
「どう?すごいでしょ?」、「懐かしいでしょ?」とか言われても、

ぽっかーんなんだよな……。

その辺、サンライズさんは
もっと自覚してほしい……。





#アニメ #レビュー #動画探索 #小説執筆

People Who Wowed This Post

紡がれる音色

thread
タカマ二次小説「廻り舞台と紡ぎ歌」。

美舟の生い立ちをどうしようかなぁと。

大まかな設定はあるんだけど、
細かい部分を詰めなきゃなぁと。

当初の設定そのままで細部を埋めようとすると、
若干の矛盾も生じそうで。

微調整をしつつ、
詰めていかなきゃいけないなぁと。

ぶっちゃけ、大巫女の柊とは、
実の姉妹ではない設定です。

御影家で生まれ育った柊に対して、
美舟はどっかから御影家にやってくるイメージ。

でも、その「どっか」をどこにしようかなぁと。

平凡な家庭からやってきたことにしようと思ってたけど、
それだとちょっと無理があるんだよな……。

ある程度の地位がないときつい気がする。
でも、御影家には劣るけど、ある程度の地位の家庭って何だ?

それともやっぱり、拾われた子とかにしようか。
それもありかもしれないなぁ。

相変わらず、BGMはこの曲です。






#動画探索 #夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

People Who Wowed This Post

散りばめられた欠片が壊された気分。

thread
半妖の夜叉姫が意味不明すぎて、
ものすごくもやってたんだけど、

この動画見たら少しは落ち着いた(笑)





夜叉姫、もはやストーリーテラーの反面教師だな。

おもしろい物語を作りたければ、
絶対にやってはいけません、ってことを
いくつもやってしまっている気がする。

もはや、声優さんたちが
かわいそうに思えてしまう……。

今まで、いろいろ意味不明なところはありつつも、
それでもおもしろい部分はあったのに。

それらを全てぶち壊すほどの、
迷走っぷり。

最終回まで残り一話でこれですか……?

なんていうか、限られた時間枠の中だから、
思うように描けないとか、
そういうレベルじゃないんだけど……。

なんつーか、鬼滅の刃から説明台詞全部削ったら、
こうなるんだろうか……、とふと思った。

あの作品、キャラが一か所で
一気に説明するのが多い印象があって、

個人的に好きにはなれない……。

1話~3話くらいまではすごくおもしろくて
夢中で見てたけど、それ以降は無理だった。

なんであんなに、一か所で説明しようとするんだろうと、
ものすごく思った。

もっと随所に散りばめればいいのに。

モノローグ多すぎだし、ご都合主義的だし、
なんであんなにヒットしているのかがわからん。

……が。

今日の夜叉姫を見て、
鬼滅はちゃんと説明してくれる分、
はるかに良いのではないかと思えてきた(笑)

それくらいに今日の夜叉姫、
意味不明だったわ(笑)

伏線をろくに張れていないのに、
無駄に謎を作って引っ張って、

緻密な組み立てが皆無なままで、
砂上の楼閣をぶっ壊そうとするから、

全くついて行けんのよ……。

なんつーか、
「描ききれてない」とか、
そういう問題じゃないんだよな……。

「こういうことを言いたいっていうけど、
 そんなの、作品からは読み取れないよ」ってレベルじゃない……。

どんなに頭を巡らせても、
何を言いたいかが皆目見当がつかんのよ……。

「言いたいこと」がない状態で、
中途半端に材料だけ振り回されても、

困惑するだけというか……。

材料だけはいっぱいそろってるけど、
何を作りたいかが全く定まっていない料理みたいっていうか。

ボウルに小麦粉と卵を入れ始めたから、
ホットケーキでも作るのかと思って見てたら、

全く混ぜない状態で放置して、
いきなり魚を捌き始めた、みたいな。

それも中途半端に投げ出して、
今度は冷蔵庫から肉を取り出したけど、
下味もつけないまま常温で放置して、

お米研いだはいいけど、
炊くことはせずに、

いきなり冷凍してたカニを取り出して、
一気にレンジでチンして「出来上がり!」とか言われても、っていう。

もはや、そういうレベルだよ、夜叉姫……。


#アニメ #レビュー #動画探索

People Who Wowed This Post

憂愁の調べと白梅香

thread
やっぱり良質な作品には、
人を惹きつけるような「謎」があるよなぁと。

るろ剣の追憶編の存在を初めて知ったときは、
不思議で仕方なかったからなぁ。

は?剣心が妻を殺した?
そんで、妻は剣心に婚約者を殺されている?

それを知っているのに、
あえて剣心に近づいた?

は?なんで?

っていうね。

たぶん、初めて存在を知ったのは、
小学生の頃だったと思う。

レンタルビデオ屋の店頭に並べられた、
追憶編のOVAが気になって、気になって。

でも、確か、いっつも借りられていたような……。

ようやく、最初の方だけ借りて見たけど、
なんだかよくわからなかった気がする。

キャラデザも、アニメ本編とは全然違うし、
怖くなって途中で見るのを辞めたのかもしれない。

すごく記憶が曖昧で、

巴が最初にセリフを言うシーンを
見た記憶しかないような(笑)

けど、大人になって、
最初から最後まで見たら、

なんだかすごく感銘を受けた。

剣心も巴も、あまり喜怒哀楽を表に現わさなくて、
ひたすら淡々と物語が進んでいくんだけど、

それがものすごく、
深く心に染み入ってくるというか。

幸か不幸か、
原作の追憶編は読んだことがない。

昔、従兄の家に行ったときに、
時々ジャンプを借りて読んでたから、

部分的に人誅編をチラ見はしているんだけど、
タイミング良く(?)追憶編は読んでいないんだよね。

大人になって、OVAを最初から最後まで見て、
感銘を受けた後で、

原作とOVAでは、

十字傷ができる過程や、
剣心が「真実」を知るタイミングが

少し違うということを知った。

少しの違いだけど、
でも、ものすごく大きな違いだなぁと思ったりする。

違いがあることを知る過程で、
原作の追憶編も部分的にチラ見したけど、

ちゃんと読んだわけじゃないから、
一方的な見方になるのは否めないけど。

私は断然、OVA派です。

巴の複雑な想いや、剣心の苦悩がより滲み出ているのが、
OVAな気がして。

ただ、子ども向けではないわなぁ……。。
現に、小学生の私にはちんぷんかんぷんだったわけだし。

映画は、どっちで来るんだろうなぁ……。

何でもかんでも「答え」を求めすぎて、
心情を読み取るのが苦手な若者に、

迎合はしてほしくないなぁと、思ったりする。

こう、静かにじんわりと、
描いてほしいんだよなぁ。








#動画探索

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise