No.121 「1on1ミーティング」と「コーチング」は一緒なの?違うの?①
Jan
27
今回のテーマが表題です。
会社で「1on1ミーティング」と呼ばれる上司と部下の対話が注目されてきています。
成功事例で有名なのはYahoo!さんですね。
参考:https://www.businesscoach.co.jp/case/yahoo.html
そもそも「1on1」とはどのようなものか。
一般的には、
部下の成長を目的に行われる、定期的な上司と部下の1対1のミーティングのことであり
その内容は、業務や評価、成果を話す、いわゆる「面談」とは異なります。
あくまで「人材育成」を目的とした、「部下のための対話の時間」です。
部下は評価とは関係がない場面で、自由に話したいことを話すことで、
「聴いてもらえる」安心感から、
・やる気が出る
・心理的安全性
・上司との信頼関係
・思考の整理が付く
などのメリットがあり、仕事のパフォーマンスが向上し、
結果として会社の利益に繋がることを期待しています。
そのため、上司は「聴く力」が求められ、
聴くことで、自発的な意識変容・行動変革を促すことができるコーチングが注目されており
コーチングを学ぶ個人、コーチングを取り入れる企業が増えてきています。
ただし、上司は「プロコーチ」ではありません。
実際には、上司も業務を抱えている中で、
上記のような能力と人間性を備えるだけの研修・トレーニング時間が十分には取れないもの。
さらに、会社の導入目的や、部下のやる気や心理的状態の濃淡によっては、
上司は、1on1ミーティングの現場の中で
カウンセリング:コーチング:ティーチング:メンタリング
などの臨機応変な対応が必要となる場面もあるかもしれません。
そもそも「部下のため」とはいえ、
部下自身が上司に話を聴いてもらいたい、サポートを受けたい、もっと成長したいという
「コーチャブル」な状態へ、学習曲線に乗せる必要があるかもしれない。
上司が「プロコーチ」ではないのと同時に
部下もまた「クライアント」ではないのだ。
今日はここまで。
コーチングを学ぼうと思ったきっかけから、
現在までの経緯はこちらのインタビュー動画からどうぞ^^
https://youtu.be/ShOdgtCFoWY
銀座コーチングスクール 認定コーチ
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=1805SD1906
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