先週、台湾からの友人の訪問について書き留めました。
そして、先週後半にはシアトルの美術館であった「ヘルスケア産業におけるITビジネス」のフォーラムに出席したときのことです。休憩時間にネットワークタイムとあって、会場のロビーでドリンク片手に初対面の人と挨拶しながら、ビジネスの関係を創る時間があります。すべてのプログラムが終わり、帰る前のネットワークタイム・・・ふっと目が合ってお互い引き寄せられるように会いながら挨拶。すると出るは出るは、共通のビジネス業界の友人。彼はマイクロソフト出身で、今はワシントン大学でMBA就学中。Double Masterで日本語も取っているとのことでした。彼のMBA授業が終わってからの6月第1週にまた会ってビジネスの協業も模索することになりました。
そして、日本の友人に久しぶりにメールしたら、向こうもメールを書こうとしていたところ。彼の友人が明日から開かれる素材展示会に日本から初めてシアトルに行くので、開いている時間にでも観光含めて相手してやって欲しいとのこと。早速会うと仕事にも関連しそうで、水曜日にはその展示会に伺うことにしました。
社名ENLINXのENは「縁」から取っていますが、立て続けに続いている人との出会いに驚きと感謝の連続。明日も地元にいる韓国のビジネス・Ladyを紹介してもらえる出会いが待っています。
何か動き始めているのでしょうか?
お食事中の方はすみません。「便所飯」という言葉聞かれたことありますか?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4>「ランチメイト症候群」とも言われて2001年頃から報告されはじめたものだそうです。
学生が一人で食事するのが怖く学食にいけない。そして、便所に閉じこもって一人で弁当を食べるのだそうです。彼らからみると社会人がつるんでランチに行くのが異常に見えるとか?何で一人でいくのが怖いのか?くさい便所で食事するという行動自体が異常!だったら気持ちのよい屋外で弁当広げたほうがいいでしょう。
友人と居ても聞き流しながら携帯電話でメールしている失礼な「ながら族」(死語?)の輩もいるとか。
こちらのhttp://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100510/224871/?P=1>「猪瀬氏の時評コラム」で知りました。詳しくはクリックしてみてください。
日本の若者よ大丈夫かい?といいたいですね。人とコミュニケーションが出来ないと人生楽しくないでしょう。そこまで日本の家庭・学校教育が崩壊しているのでしょうか?社会がおかしい?
3年前にインドに行ったときに訪問した専門学校で会ったソフト開発技術者になりたいという若者達の生き生きとした目が忘れられません。
人の目を気にする前に自分自身をもっと愛し、自信をもって欲しいものです。何事もひとりではできません。仲間のネットワークをどう築けるか?維持できるか?人生の醍醐味ではないでしょうか?
起業よりも実際の具現化することは大変です。ある程度年齢がいくと経験が邪魔することもあります。
最近思うのが潜在意識。高校生のときでした。2週間の観光旅行でSan Diegoを訪れ、すごいカルチャーショックを受けました。帰りの飛行機の窓から遠ざかるLAの街並みを見ながら、自分は大学生になったらアメリカに留学で帰ってくる。それもSan Diegoに・・・と誓ったものでした。それから受験勉強、失敗、浪人、失敗など繰り返している間も留学してアメリカにいる自分の姿をよく想像したものでした。で現実化して行ったのが4年後にしかもSan Diegoになりました。
顕在化した意識は時として邪魔になりますが、自分の奥底に眠る潜在意識には、本来の自分の感性、感情、経験などが眠っています。いわゆる顕在意識をデジタルとすれば、潜在意識はアナログでしょうか?
でもその潜在意識を紐解くのに苦労している昨今です。一番わかっていないのが自分自身。節目ごとに自分自身の内面を内観することは大切だと痛感しているこの頃です。
台湾の友人がLA出張の折にわざわざ会いにシアトルまで来てくれました。もう知り合って20年以上・・・仕事のつながりは最近全くないのですが、それでも義を貫いてくれる姿には頭が下がります。
彼の母親が1年前に他界され、今回初めて彼の家族の中であったことを家族にも話していないようなことまで私にポツポツと語っていきました。
信頼は一朝一夕で築けるものではありません。仕事も交友も始めるのは簡単ですが、続けるのがとても難しい。過去いろいろあった縁も断ち切るようになった苦い経験も含めて、改めて人とのつながりを考えました。
インターネットは便利。チャットなどもリアルタイムで時間を共有できますが、一番大切なのは、空間も共有すること。つまり、会ってナンボですね。
今週前半、シアトルであったASEAN Investmentの会議に出席してきました。シンガポール以外のすべてのASEAN諸国の経済・貿易関連の政府関係者が勢ぞろいし、これからのASEAN諸国とのビジネスの重要性をアピールした会議でした。
ASEAN諸国全体(すでに自由貿易圏)では、BRICsのインドの貿易額を抜いて、中国、日本に続いて第3位の位置。地理的にもお互い近く、それぞれの国々が特徴を生かしてくれば、国単位の水平分業で強い経済圏になると感じました。
今回の会議のChairをしていたのがインドネシアの女性官僚だったのは印象的でした。
今週は、もうひとつhttp://www.swedenweek.org/images/Sweden_Week_Web_0503.pdf>スウエーデン週間といってシアトルとの長いビジネスの歴史から今後についていろいろなビジネスの検討がされた会議が目白押しです。
Facebookがこの夏(7月頃?)にシアトルにオフィスを構えるようです。規模は30名程度。
CA州パルアルト本社以外にオフィスを構えるのは初めて。これでGoogleに続き、SNS、SaaSビジネスの雄がマイクロソフト本社の拠点に進出。
しばらくシアトルからは目が離せなくなるかもしれません。
ここ地元のワシントン大学(通称 UW)のコンピューターサイエンテイストが、http://photocitygame.com/>Photo Cityという3次元の街の創造をコーネル大学とGame感覚の競争でまずはキャンパス紹介を始めています。
一時期評判になったセカンドライフか?と思いましたが、そうではなさそうです。こうしたのが増殖していって、地図がいつの間にか3Dになっていくのでしょうか?
日本ではすでのGoogleが、投稿された写真をMapに添付した街の情報紹介を始めていますが、そういう意味では米国は携帯端末ベースのアプリケーションはとても遅れています。
iPhone APPSのような仕組みで、個人ベースや小企業でも国際レベルのビジネスが、しかも昨日のランゲートのような方法で展開できる。
日本の若い起業家は、携帯端末ベースを鍵に何かサービスを出していけば、世界市場相手のビジネスに発展する可能性は十分にあると思います。
http://lang-8.jp/>ランゲートという京都発の起業のNewsをNHKで観ました。始めたのは日本育ちの中国人の青年。
自分の外国語の添削をNativeの人がインターネット上で無料でしてくれる。その代わり、その人も母国語で誰かの添削をしてあげる。共生のサイトですね。いずれ広告主などがついて、ビジネスとして発展していくのか・・いや、広告収益という既存のビジネスモデルから大きく飛躍する可能性はありますね。
外国語学ぶ動機から探っていけば、いろいろな可能性の広がりが見えてくると思います。
ここにもLINUXで始まった興味、助け合いの精神。そして、個別社会に拍車がかかっている現代、自分の居場所というか人の役に自分が立てているという存在感など、動機はいろいろあるでしょう。
お金になるからの前に、自分が欲しいから、役に立つからが出発点の好例だと思いました。
Androidも電子書籍攻勢。
これで、Apple、Sony、バーンズ&ノーブル、アマゾンと端末機は揃ってきたし、コンテンツも充実しつつあるようです。ただ電子書籍のライフスタイルを創造するのは、アニメ文化だと見ています。まず電子書籍端末を使いこなすのは若い世代。
世界的に有名になった日本のアニメ。それを各国言語にするときに障害になるのが、吹き出しのスペースだそうです。作家は背景画は絶対壊したくないので、日本語に限定された吹き出しスペースに英語、中国語など入れるのは至難の業。
しかし、電子書籍だと別言語のときだけ吹き出し面積変わっても終わったら元に戻る。しかも音声で遊びの延長で外国語の勉強もできて一石二鳥。
3年前に「あと3年で世界は江戸になる!」という本を読んで、なるほどと思った部分がいくつかありました。すでに2010年。世界が江戸になる傾向はCool Japanに見られるのではないでしょうか?
日本人はもっと気高く、自国の文化、DNAを信じ自信を取り戻す岐路に立っていると思います。
ソーラーパネルには発電システムのために半導体と同じシリコンが使われています。99.99999%と小数点以下の9が11続く11Nとかになると軍事用と高仕様のコンピュータ向け。
でもソーラー向けはそこまでの精度は入らないけど、シリコン=日本技術なのでソーラーパネルもシャープ、京セラはじめ日本企業のお家芸かと思いきや、世界市場ではトップ10社の占有率をグラフの国別で整理すると・・・
中国 17.3%
独 13.4%
日本 12.6%
台湾 9.2%
米国 8.3%
で中国がトップ。生産でもトップに踊りはじめかつ巨大な市場を抱え、地産地消ができる中国はとてつもなく世界で政治経済に影響を与えるでしょう。
日本のメーカーも気がつくと生産のほとんどを国外に移し、現地生産化で貿易摩擦を回避してきましたが、それも政治力で負けた部分かもしれません。
経済力はあっても政治力の弱い日本。守ってくれる国の政治力が最近のニュースを読んでも問われていると思います。
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