【カレンデュラ】は、ラテン語の「Ca lendae=毎月の第1日」が語源で、どの月の初めにも咲いているほど花期が長いことから名づけられました。
原産地は南ヨーロッパ・地中海沿岸で、キク科キンセンカ属に分類され、日本には中国経由で渡来しています。
別名「キンセンカ(金盞花)」と呼ばれています。花が黄金色で、盞(さかづき)の形に似ているということの中国名を、そのまま日本語に読み換えたようです。
渡来した16世紀は、「カレンデュラ:アルウエンシス」という、花径1,5~2センチ程度の大きさで、一重咲きで黄色の花でした。
19世紀になり、現在「キンセンカ」と呼ばれている花径3~10センチの園芸品種【カレンデュラ:オフィシナリス】が普及、黄色だけでなく、橙色の花もあり、八重咲きも生まれています。
「オフィシナリス」というのは薬用という意味があり、ヨーロッパでは殺菌力が強いので民間薬として利用され、またハーブーとしても食されて「ポットマリーゴールド」とも呼ばれています。
日の出とともに花弁は開き、夜には花弁を閉じるという生態を持っています。
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Posted at 2012-05-02 15:25
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Posted at 2012-05-03 00:39
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