ファルコン植物記(928)白色の舌状花【ヒメムカシヨモギ】
Sep
28
キク科イズハハコ属の二年草で、北アメリカが原産地、日本には明治時代初期に渡来しており、明治維新の頃に鉄道沿線に沿って広まったために「テツドウグサ(鉄道草)」、また時代背景として「ゴイッシングサ(御一新草)」や「メイジソウ(明治草)」などの呼び方をされてきました。
茎の上部で多数分枝して、その先に直径3ミリ、長さ5ミリほどの頭状花を多数咲かせます。
頭花は中心付近に黄色い管状花とその周りに白色の糸状の舌状花からなり、結実しますとタンポポに似た種子を付け、植物本体は枯れ死してしまいます。
同じ属の「オオアレチノギク(大荒地野菊)」とよく似た花姿ですが、こちらは頭花の形状が徳利形で白色の舌状花が目立たず、【ヒメムカシノヨモギ】の方が舌状花が目立ちスマートな形です。
Posted at 2013-09-28 15:51
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Posted at 2013-09-29 00:55
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