花径3~4ミリほどの小さな白色の花が数十個集まって2センチばかりのひとつの花序をつくり、その花序が放射線状に広がり、線香花火のように15センチ程度の複散形花序を形成しているのが、【ホワイトレースフラワー】です。 セリ科アミ(ドクゼリモドキ)属の一年草で、地中海沿岸が原産地とされています。 同じセリ科に「ブルーレースフラワー」がありますが、こちらはトラキメネ属に分類され、原産地はオーストラリアの植物です。 猛毒成分を含む「ドクゼリ(毒芹)」の花に似ていますので、別名「ドクゼリモドキ(毒芹もどき)」と名付けられていますが、本種に毒は含まれていません。